赤ちゃんの中耳炎のサインと症状は?見分け方は?
2016/01/09
中耳炎は赤ちゃんが発症しやすい病気の一つです。
放っておくと、再発しやすくなったり、最悪の場合は難聴になる恐れもあります。
赤ちゃんは自分で不調の原因を伝える事が出来ないので、親御さんが早めに気付いてあげる必要があります。
そこで中耳炎の症状やサイン、見分け方について紹介します。
赤ちゃんの中耳炎のサインは?
赤ちゃんの中耳炎のサインが分かりやすく出る所は耳です。
特に耳だれが一番分かりやすいサインです。
耳だれとは耳から出てくる膿のことです。
赤ちゃんの耳から黄色くドロッとした液体が出たり、耳の周りで膿が固まっていたら要注意です。
1才半~2才ぐらいで赤ちゃんは自分でどこが痛いのか分かるようになります。
なので、中耳炎になった時しきりに耳を触る事があります。
また頭を左右に振る事もあります。
これも耳の不快感を軽減しようとする反応で、重要なサインと言えます。
耳が痛いと不快ですので、赤ちゃんの機嫌も悪くなります。
急に泣き出したり、グズグズして、泣きやまないといった状況になりやすくなります。
痛みが酷くて夜眠れなくなり、夜泣きする事もあります。
赤ちゃんの中耳炎の症状は?
中耳炎には急性中耳炎と滲出性中耳炎の二種類があります。
一般的に中耳炎と言われるのは急性中耳炎の事を言います。
急性中耳炎の症状は耳の痛み・違和感、耳だれ、発熱です。
赤ちゃんは耳の痛み・違和感の影響で、耳を触る、頭を振る、夜泣きなどの行動を起こします。
滲出性中耳炎は急性中耳炎と違い発熱や痛みなど症状がありません。
その代わり軽い難聴の症状が見られます。
呼んでも返事をしない、聞き間違いが多い、テレビのボリュームが以前より大きい場合は要注意です。
殆どは7歳ぐらいまでに治りますが、自然に治らず難聴が悪化する場合もあるので注意が必要です。
赤ちゃんの中耳炎の見分け方は?
赤ちゃんが中耳炎にかかっているかどうかの見分け方として発熱もあります。
中耳炎は風邪がきっかけで発症する事が多い病気です。
もし風邪がきっかけで病院に行ったにも関わらず、37.5℃以上の熱が3日以上出ている場合は注意が必要です。
それは中耳炎が原因の発熱かもしれませんので、小児科ではなく、すぐに耳鼻科へ行きましょう。
まとめ
中耳炎にもサインが分かりやすい急性と分かりにくい滲出性の2種類があります。
滲出性中耳炎は急性中耳炎の症状が長期化することで発症する事が多いそうです。
なので滲出性中耳炎を防ぐためにも、急性中耳炎のサインを見逃さず早期に治療する事を心がけたいですね。
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