潮干狩りのあさりの持ち帰り方は？真水で洗ってから？海水は必要？

潮干狩りに車ではるばる出かけて行っても、あさりを上手に持ち帰るのはなかなか難しいですよね。
とくに車で移動時間が長いと、あっという間にあさりは弱ってしまいます。

今回は、とれたてのあさりを家でもおいしく食べられる上手な持ち帰り方法をお話しします。

潮干狩りのあさりの持ち帰り方は？

潮干狩りに行ってたくさんあさりをとったとき、持ち帰り方によっては家に着いたころには全滅なんてことにも。
そんな悲しいことにはならないようにするためには、持ち帰り方には注意が必要だったのです！

まず、必ず必要なものはクーラーボックスです。
あさりは海からとったときの状態をできるだけそのまま再現して持ち帰ることが大切です。
それにはクーラーボックスが一番適しているんです。
クーラーボックスは大きめがいいですよ。
あさりはどれだけとれるかわからないし、小さなクーラーボックスは気温の変化を受けやすくなってしまいますからね。
クーラーボックスは一度買ったらかなり使えるので、思い切って質のいいクーラーボックスを用意してみてくださいね。

移動方法が車の場合は、自宅から潮干狩りまでの移動距離は3時間程度と仮定します。
移動時間が3時間程度であれば、クーラーボックスにあさりの高さの半分程度まで海水を入れて持ち帰ります。
あさりが浸ってしまうほど海水を入れると、あさりは溺れてしまいますよ。

このとき注意しなければならないのが海水の温度です。
夏の暑い日だとあっという間にクーラーボックス内も外気温と同じ程度まで上がってしまうので、保冷剤を用意するといいですよ。

もしも午前中に潮干狩りをして家に着くのは夜になる場合は、海水はクーラーボックスに直接入れないほうがいいでしょう。
なぜならば海水温度があがり、あさりは苦しくなってしまいます。
濡らした新聞紙にあさりを包んで乾燥を防ぎ、クーラーボックスに入れます。
この場合は、事前にペットボトルに水を入れたものを凍らせて巨大な保冷剤を作っていきましょう。
あさりは冷凍庫のように冷やす必要はないため、巨大な保冷剤をクーラーボックスに一つ入れておけば温度管理は心配ないですよ。

そして忘れてはいけないのが、別に砂抜き用の海水を持ち帰ることです。
空のペットボトルに砂抜きに必要な分の海水いれてくると便利ですよ。
持ち帰る海水の量は、あさり1キロに対して海水2キロあれば大丈夫です。

潮干狩りでとったあさりは汚れをとる為にまず真水で洗っていいの？

潮干狩りでとったあさりは砂だらけの状態ですよね。
そんなときはどうしたらいいのか悩むところですね。

ちまたでは、水道水などの真水であさりを洗うと死んでしまうという噂がありますが、そんなことはありません。
あさりの表面には、砂と一緒に細菌もたくさんついています。
真水で洗っても、あさりが死んだりすることはないため、きれいに汚れを落としてから持ち帰るようにしましょう。

潮干狩りのあさりを持ち帰る時海水は入れる？入れない？

潮干狩りでとったあさりを持ち帰るとき、移動時間が3時間程度であればクーラーボックスに海水を少しいれて持って帰る方法を紹介しました。

あさりを持ち帰るときに、一番気をつけなければならないことが乾燥と温度です。
あさりが乾燥しない程度の海水は入れて持ち帰るほうがいいでしょう。
ただし、魚のようにあさりが海水に沈まないようにしなければなりませんよ。
海水でなく、真水を入れてしまうとあさりは弱ってしまうのでやめておきましょうね。

もしもクーラーボックスに海水をいれることに不安がある人は、海水はペットボトルに別に持って帰っても大丈夫ですよ。
ただ、あさりの乾燥は防いだ方がいいので、新聞紙を海水で濡らしてあさりを包んでからクーラーボックスに入れるなど工夫は必要です。
ペットボトルに入れた海水は砂抜きに使います。

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家に帰ってから水道水であさりの表面をさっと洗い流し、持ち帰った海水につけておいてください。

さいごに

潮干狩りでとったあさりは持ち帰り方がとても大切ですね。
せっかくとったあさりですから、上手に持って帰っておいしくいただきたいですね。