青春18切符の使い方はどうすれば？複数で利用してお得に旅しよう

青春18切符、それは1日2370円で電車に乗り放題できる期間限定の乗車券です。でも、いざ青春18きっぷを買ったけど、どうやって使えばいいかわからない。

そんな方に今回は青春18きっぷの基本的な使い方プランを御紹介します。

青春18切符の使い方―1人用―

一人で青春18きっぷを使う場合、
1日で2370円×5日（JR線のみ）を約1か月の中で使うことになります。

東京の場合、例えば東京駅から始めて山手線を一周すると一駅ずつ途中下車すると一駅区間は140円、1週は29駅ですので4060円かかります。でも1日で東京を一周するのはほぼ無理に近いです。そこで、提案したいのが、関東地方周遊の旅です。

まず、1日目はこの山手線めぐりをしましょう。2日目からは東京なら青梅や奥多摩などへ、3日目は外房や内房など千葉方面に太平洋を見に行くのがいいでしょう。4日目は埼玉から北関東を目指しましょう5日目は4日目と合わせて北関東に1泊の泊りがけ旅行をすれば、2370円を消化できる上春休みのちょっとした思い出にもなります。
ここでのポイントはできるだけ、私鉄のある地域（東京都内から神奈川県）を選らばずに予定を組むということです。私鉄は便利で早く、東京都下や世田谷区など住宅街のある地域に走っています。できるだけ、JRと私鉄最寄り駅との往復を少なくし、自宅の周りのJR線駅を利用して、いつもは知らない近所の穴場スポットを探すのもいいかもしれません。

青春18切符の使い方―複数人数用―

青春18きっぷを２人で使う場合、この場合最も嬉しいのが切符代が半分になるという点です。
この場合1人11850円の切符代が、2人で5925円、3人で3950円、4人2962.5円、5人で2370円になります。
そこで提案したいのが旅行です。夫婦や友達でのんびりゆったり普通列車に乗って旅に出かけましょう。

ここでおすすめなのが、千葉旅行です。
千葉は基本的にJR線しか走っていません。そして、外房の鴨川や内房の君津や木更津、房総半島の突端の館山市や南房総には関東でも一足早く春の便りが届きます。
春休みのお出掛けはそんな春を探しに千葉旅行に出かけましょう。

この春は青春18切符を使って白浜温泉へ

東京駅から千葉の白浜温泉の最寄り駅である九重駅までは特急に乗らなけくても、片道3時間2270円で行くことができます。九重から白浜温泉まではさらに車で30分弱で到着します。千葉県の白浜温泉には数多くの南国リゾートホテルがあります。白浜温泉の泉質は海の見えるリゾートに多い塩化物泉で海のミネラルが肌に優しく、肌を美しくしてくれます。

また、白浜にはフラワーパークや半島にはつきものの灯台、海洋美術館やこれらを結ぶ散歩道もあり、思いきり観光を楽しむことができます。
このようなネイチャー系の観光施設、実は関東には少なく、この青春18きっぷを使って関東近郊で同じことができる場所はほぼありません。
そのため、いつもの観光地巡りのようなありきたりの春休みではなく何か特別な思い出を残したいという人にはこの白浜温泉は最適の場所と言えるでしょう。
是非あなたの特別な春休みは白浜温泉でお過ごし下さい。