米麹の甘酒なら赤ちゃんでも飲める?甘いのはなぜ?市販と手作りの違いは?
2019/01/02
最近の健康ブームで甘酒に注目が集まっています。
大人にいいものなら赤ちゃんにもいいはず!
とは思っても酒という文字が入っていると心配になるママも
多いのではないでしょうか。
今回は、注目の米麹の甘酒についてお話しします。
米麹の甘酒を赤ちゃんが飲んでもいいのはいつから?
甘酒には2種類あります。
ひとつ目は、酒かすから作るものです。
そしてもう一つが、最近注目を集めている米麹から作った甘酒になります。
酒かすには、わずかながらアルコールが残っているため、
赤ちゃんと呼ばれる月齢の子どもに甘酒を与えるならば、
米麹から作られた甘酒を与えるようにしましょう。
米麹から作った甘酒にはアルコールが入っていません。
とろりとした食感で離乳食ととても似ています。
材料も米麹と米なので、生後10か月ごろから少しずつ
飲ませてみるといいですね。
ただ、材料が米であっても全くアレルギーの心配がない
ということはありません。
初めて与えるときには、甘酒を薄めて少しずつ飲ませてみましょう。
米麹の甘酒が甘いのはなぜ?甘いけど大丈夫?
それは、米に含まれていたでんぷん質が麹の働きによって
ブドウ糖に変化したからです。
麹は、日本食に欠かせないものになっています。
醤油や味噌も麹の働きによって作られているのです。
米麹から作られた甘酒の甘さの原因は、ブドウ糖です。
砂糖を加えた甘さではないから摂りすぎの心配もない
と思ってしまう人もいるかもしれないですね。
実は、でんぷん質が変化して作られたブドウ糖も
れっきとした糖質です。
糖質は、摂りすぎると体によくありません。
甘酒の原料はほぼ米であるため、思っている以上に糖質は高い
のです。
甘酒は体にいいと思って、赤ちゃんに水分補給として頻繁に
与えてしまうと糖質の摂りすぎになってしまいます。
甘酒で市販されている物と手作りの米麹の甘酒はどこが違う?
最近は、手間をかけずに甘酒が飲めるように飲料メーカーから
すぐに飲める甘酒がたくさん登場しています。
とくに紙パック入ってストローで飲める甘酒は外出時の水分補給
に便利ですね。
市販されている甘酒と米麹の甘酒との違いは材料と添加物です。
市販されている甘酒の中には、酒粕を使って作られているものも
含まれています。
赤ちゃんに与えるときには、材料表示を確認して、
米麹の甘酒かどうかチェックしましょう。
また、市販されている米麹の甘酒はおいしいと感じるように
塩が加えられているものもあります。
赤ちゃんに与えるときには、塩分が添加されていないものが
いいですね。
甘酒は、口当たりはいいのですが独特の風味があります。
赤ちゃんによっては、風味が気になってしまうことも
あるかもしれません。
そんなときには、砂糖を加えるのではなく、りんごなどの
果汁を少し合わせてあげると飲みやすくなります。
さいごに
赤ちゃんに甘酒を与えるときには、大人が飲む状態よりも
3倍程度薄めてから与えます。
1歳を超えたら2倍程度に薄めます。
甘酒の甘さは砂糖よりもやさしい甘さです。
砂糖代わりに味付けに使ってもいいですね。
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