カブトムシは毎年ペットボトルで飼育しています~幼虫から成虫まで~
2018/05/22
カブトムシの観察、飼育は子供のいる家庭では夏の風物詩的存在ですよね。
我が家でも毎年カブトムシを育てていますが、ペットボトルで飼育するのがポイントだと思っています。
今回は、我が家のカブトムシ飼育体験談をご紹介しますので、ぜひこの夏の観察に役立ててみて欲しいともいます。
カブトムシをペットボトルで飼育しよう!
息子が通う幼稚園では、7月ごろになると希望者にカブトムシの幼虫がプレゼントされます。
その際、1.5リットル以上のペットボトルを持参するように、とのこと。
コカ・コーラの1.5リットルくらいのものをいつも持っていきます。
ペットボトルに土を入れ、真ん中に幼虫を1匹埋めてくれます。
できれば一つのペットボトルに対し1匹が望ましいようですね。
他にも、焼酎の大きなサイズのペットボトルを持ってきているご家庭も多く、我が家もそれで飼育した年もありました。
ペットボトル飼育何がメリットかというと、うまくいけば幼虫~さなぎ~成虫までの様子がはっきり見える点です。
直径が狭いので、成長過程が見える可能性が高まるのです。
実際に、何度も幼虫~さなぎ~成虫の様子を目で見ることができましたよ。
ただ運が悪いと、ペットボトルのちょうど真ん中でさなぎになってしまうので、成長の変化は見られません。
また、大きな焼酎のボトルの場合は幼虫を2~3匹一緒に飼育していました。
2~3匹いれば、どれかはちょうどよい場所に来てくれる可能性が高いので、成長の様子を見られるかもしれません。
カブトムシ飼育 幼虫~さなぎ編
幼虫の時期は、よく動いていました。
見るたびに場所が変わっていたり、土の上に出てきていたりと、いろいろな様子が見られたので子供たちも大喜び。
幼虫は土が湿っていなかったり、土が汚れていたりすると居心地が悪いようで、土の上に出てきてしまいます。
また土の中の養分を食べているからか、土のカサもどんどん減ってしまうので、こまめに点検やお手入れをしてあげましょう。
さなぎの時期は、オレンジ色の体になったまましんと静まり返ります。
本当に生きているのか心配になるほどですが、決して触ってはいけないので、とにかくそっとしておきます。
土が乾燥しないように注意することと、通気性がよい場所に置くことが大事なようです。
例えば、土にカビが生えたり、キノコが生えたりという思わぬ出来事に遭遇することも。
我が家のカブトムシにはカビは生えませんでしたが、朝起きたら大きなキノコが生えていてぞっとしました…。
しかし、それほど神経質に手入れをせずとも、最低限の手入れをしてそっとしておいたら、無事成虫に羽化することができました。
カブトムシ飼育 成虫になってからの様子
ふとペットボトル容器を見ると、カブトムシの黒い羽が見えて「成虫になったー!」と大喜びしたのを覚えています。
しかし、成虫になってもしばらくは動きません。
羽がまだ柔らかいのだそうで、ある程度安定するまでは土の中でじっとしています。
なので、成虫になった様子が見えても無理に土をほじったりせず、自分で出てくるまで見守ってあげるようにします。
成虫になってからの飼い方は、幼虫~さなぎのときとはポイントが大きく違いますので、別の記事で詳しく紹介していきます。
さいごに
いかがでしたか?
カブトムシの幼虫~さなぎ期の飼育の体験談をご紹介しました。
とにかく、最低限のお手入れと環境保持をすれば、自然と羽化します。
自宅で羽化させるには、やはりペットボトルなどの成長過程が見えやすい飼育方法を選ぶのがポイントです。
羽化しなかった虫も過去にいますが、ほとんどが無事成虫になったので、ぜひ幼虫からの飼育にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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