双子ままの日々のコト

Just another WordPress site

床下浸水時の水抜き方法は?作業のコツは?注意する点や服装は?

      2016/08/14

集中豪雨や台風などで、今まで経験がないような雨量を記録しています。
床上浸水や床下浸水とは無縁だった人ももはや他人事ではすまない時代になってきました。
床上浸水になると、家具や家電の被害も甚大になりますが、床下浸水も実はあなどれないのです。

今回は、甘く見がちな床下浸水の水抜き作業にスポットをあててお話しします。

関連記事
床下浸水の作業の前にやっておきたい事についての記事はこちら⇒

スポンサーリンク

床下浸水の水抜き方法は?床下1cm程度の場合は?

床下浸水になった場合は、水抜き作業がとても重要!
最近の一戸建て住宅の基礎は、コンクリートが多く床下浸水で水がたまっていてもなかなか大変なんです。
まず、浸水の状態を確認してみることが大事ですよ。
確認の方法は、台所に床下収納がある場合はそこからのぞいてみましょう。
台風がきたときには、1cmから6cmくらいは水がたまっていることがあるんです。
1cm程度の水だったら、ポンプを使うよりも手動でコツコツかき出す方法をおすすめします。

まずは、チリトリでみずをすくって大まかな水を取り除くの。
すくえない程度までかき出したら、ホームセンターで売ってる大きなスポンジで残りの水を吸わせるとしっかり水抜きができますよ。
もしもホームセンターに行かれないときは、雑巾でも代用できますよ。

ただ、床下の水を一生懸命抜いてもどんどん水が入り込んできて一向に水が抜けないこともあるの。
そんなときは、水がどこから侵入してきているのかをチェックしましょう。
おそらく、まわりの土地よりも低くなっている部分から水が流れ込んできているはずなの。
入り込んできている部分を確認できたら、土嚢を積んだり簡単な壁を作って水の浸入を阻止することが重要ですよ。

床下浸水の水抜き方法は?床下6cm程度の場合は?

床下浸水で、6cm以上に水が溜まっていたとしたら水抜きはできるだけ機械の力を借りましょう。
水の重量は思っている以上に重たい物なんです。
しかも、床下からかき出すとなると腰にかかる負担はとても大きいの。
高齢者や体が不自由な人は、無理をしないで行政や近隣の人に助けを求めたほうが安心ですね。
床下浸水がひどい地域は行政が大きなポンプを使って水をかき出しに来てくれることもあるの。
念のため、土木事務所や役所に問い合わせてみましょう。

でも、自分で早く水抜きをしたい人は家庭用の簡易ポンプで吸い出す方法もあります。
家庭用に売られているポンプで、お風呂の残り湯を洗濯に使うときのポンプなんです。
節水バスポンプバスポンプという商品名で販売されていますよ。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

節水バスポンプ 湯ポポン10(1セット)【送料無料】
価格:2580円(税込、送料無料) (2016/8/8時点)

価格は2000円程度の物からあって、高い物でも5000円くらいで買えるのでもしもの時の為に用意しておくことをオススメします。
残念なことに、電源はコンセントが必要だから、停電になっていると使えないんです。
バスポンプを使うと、かなり水抜き作業が楽になりますよ。
ただ、すべての水抜きをポンプで行うことは難しいの。
残り1cmくらいになると、ポンプが水を吸い取れなくなるから手動で吸い取るしかないんですけどね。

床下浸水の水抜きをするときに気を付けることは?

床下浸水の水抜きに限らず、水害があったときに一番怖いことは感染症なんです。
感染症といえば、衛生状態が悪くなることによって流行する食中毒が有名ですよね。
たしかに食中毒も恐ろしいけど、食中毒よりも水抜き作業の時に気を付けることはなんです。

水抜き作業は、床板を剥がしてみたり普段することがない作業をするんです。
床板からとがった木が飛び出していたりして、とげが刺さったりする人も多いんです。
しかも、水にぬれっぱなしだから皮膚はとても柔らかく傷つきやすい状態になっているの。
だから、水抜き作業をするときには服装や準備をしっかりしてくださいね。
服装は、長袖に長ズボンと長靴
とにかく肌の露出をしないようにすることがポイント。
そして、軍手の上にゴム手袋をしましょう。
軍手だけだと、とげは貫通してしまうからね。

関連記事
浸水時の水抜きの次にやる乾燥方法の記事はこちら⇒

さいごに

大切な自宅が床下浸水になると、慌ててしまうものです。
しかし、ケガなどの二次災害を防ぐためにも一番大切なことは落ち着くことです。
怪しい情報に振り回されず、落ち着いた行動を心がけましょうね。

スポンサーリンク

 - 災害対策 ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

  関連記事

096509
夏場の停電対策は大丈夫?冷蔵庫は何時間もつ?食糧の保存対策は保冷剤

夏場は台風や集中豪雨、地震などで一時的に停電になることがあります。 そんなとき、 …

no image
床下浸水時の乾燥方法は?石灰は効果的?正しい使い方は?

床下浸水の被害にあった場合、その後の後処理は心身ともに大変な作業です。 しかし、 …

no image
床下が浸水 消毒は必要?方法は?DIYで気をつける点は?

床下浸水でこわいことは、感染症です。 水害では、下水が流れ込むため衛生状態が急激 …

no image
床上浸水時のフローリングの剥がし方は?必要な道具と注意すること!

床上浸水になった場合は、とにかく水が引くと同時に床を剥がして洗い流すことが大事で …

no image
床下浸水などの水害にあった時火災保険は使える?補償の対象は?

水害のニュースがとても多くなりましたね。 テレビでは流される家や濡れた家財道具を …

496919
床下浸水の後処理は?水抜きから?床は剥がすの?被害の補償は?

集中豪雨や巨大な台風が毎年日本列島を襲いますね。 ニュースでは、床上浸水や床下浸 …

no image
浸水対策で家庭で出来ることは?おすすめのグッズは?

集中豪雨や強烈な台風が当たり前のように毎年日本列島を襲うようになってきました。 …