床下が浸水 消毒は必要?方法は?DIYで気をつける点は?
床下浸水でこわいことは、感染症です。
水害では、下水が流れ込むため衛生状態が急激に悪化します。
自分だけが掃除をしても、地域全体での協力が大切になりますね。
今回は、床下浸水になってしまった場合の消毒について詳しく解説します。
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床下浸水した時の後処理の方法(全体の流れ)についての記事はこちら⇒
床下が浸水した時の消毒はどうやってやるの?乾燥させる前?後?
床下浸水に合った場合、まずは水を抜く作業をしっかりとすることが重要なんです。
そして下水があふれるほどの浸水被害を受けた場合には消毒をしたほうがいいですね。
ただ、水をしっかりぬいて乾燥させることができたのなら、消毒はさほど神経質にならなくても大丈夫です。
下水が入り込んだ場合は、消毒をしたほうがその後の匂いが気にならなくなる場合が多いので、しっかりやっておきましょう。
消毒は、水を抜いて乾燥させた後にするほうがいいですよ。
消毒方法はいくつかあるから、やりやすい方法で試してみて下さいね。
浸水被害が大きいところでは、自治体が消毒をしてくれることもあるんです。
消毒に必要な道具を貸し出ししてくれる自治体もあるから、自治体のホームページをチェックしてみるといいですよ。
消毒は、消石灰を使う方法と薬品を使う方法があるんです。
石灰には、生石灰と消石灰があって生石灰の方が熱を発して消毒効果は期待できるけど、熱を発して危険だから家庭では消石灰で十分かもしれないですよ。
あとは、薬品を使う方法があるんですよ。
薬品を使って消毒する場合は、注意点が多いから気を付けて使ってくださいね。
なんで消毒したほうがいいの?
床下は空気の通りが悪い場所だからとても乾きにくい場所なんです。
家の中でもお風呂はいつもじめじめしてるからカビが生えやすい場所ですよね。
それ同じことで、床下も乾燥させないとカビが生えるの。
それに、床下浸水の場合は下水が流れ込むから細菌がうじゃうじゃ増えてくるんです。
乾燥させることで、かなり細菌の数は減るし土壌には良い細菌や微生物がたくさんいて悪い菌を分解してくれるの。
ただ、下水のように悪い菌があまりに多いと自然の浄化作用が追い付かなくなってしまうんです。
そこで、消毒が必要になってくるわけです。
ただ、石灰や消毒薬を必要以上にばらまくことは逆効果になるので気をつけましょう。
とくに薬品を使いすぎると、人体への被害もでるから使うときは必要最低限にとどめることが大事なんですよ。
床下の消毒をDIYでやるときのやり方や注意点は?
床下の消毒を自分でやる場合は、ひどい床下浸水か床上浸水の時くらいでいいと思います。
充分に乾燥させることができたら、本当はあとは自然の浄化作用を信じて本来なら消毒は必要ないんです。
でも、どうしても気になったりあまりにも泥が流れ込んでしまった浸水状態の場合には消毒をしましょう。
水害にあった場合、自治体で消毒薬と道具を配布してくれることもあるので確認してみましょうね。
消毒薬は室内と屋外とで使い分けることが重要!
室内の場合は、逆性石鹸水がいいですよ。
なかでも「オスバン液」がおすすめです。
オスバン液S600ml
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逆性石鹸とは、普通の固形石鹸とは逆のイオンだから「逆性」というの。
だから、普通の固形石鹸と混ぜて使うとお互いの作用を打ち消しあって効果がなくなってしまうから注意しましょうね。
そして、有機物にも弱いものだから、泥よごれはしっかり落としてから使うといいですよ。
クレゾールも有名な消毒薬だけど、クレゾールは室内や家に気化して入ってくる部分には使用しないようにしましょう。
クレゾールは、匂いがとても強いの。
それに、塩素系の消毒薬と混ざると有害なガスが発生するから子供がいる家庭の消毒には使わない方が安心ですね。
消毒薬を散布するには動力噴射機とピストルノズルが必要ですよ。
もしも噴射器などの道具がない場合には雑巾に消毒薬をつけて拭いてもいいですよ。
逆性石鹸水は、手指の消毒にも使えますよ。
クレゾールは、肌に直接つくと刺激がとても強いから扱う場合はゴム手袋を必ず使いましょうね。
繰り返しだけど、クレゾールは床下浸水の消毒には使わないようにしてくださいね。
クレゾールの匂いは強烈ですよ!
さいごに
床下浸水の場合は、消毒によって使用した薬剤が気化して室内に張り込んできます。
屋外の壁の消毒よりも気をつかって消毒薬を選ぶ必要がありそうですね。
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