夏野菜のなすの効果は?美味しい見分け方と保存で長持ちする方法は?
2018/06/10
夏野菜といえばなすですよね。
揚げても炒めても、お味噌汁にいれてもおいしいですね。
そこで今回は意外と知らない茄子の栄養や選び方について詳しくお話しします。
夏野菜のナスの効果は?
夏野菜として有名なナスですが、その効果は主に体を冷やしてのぼせを予防することです。
なすはとびぬけて栄養価が高い野菜ではありませんが、まんべんなくさまざまな栄養素が含まれています。
なすに含まれる栄養素の中でも、効果が期待できるものは、カリウムとポリフェノールです。
ビタミン類も含まれていますが、やはり夏こそ力を発揮してほしい栄養素はカリウムですね。
カリウムは、利尿作用があります。
尿は排出されるときに水分を排出しますが、同時に体温を奪っていきます。
熱い体温を奪うことで、体を冷やすことができるのですね。
水なすは、なすの実を手で絞ってみるだけでも水がしたたれ落ちるほど水を含んでいます。
あくも少ないため、生で食べることができるなすなので、利尿作用が期待できますね。
また、ナスの色を作っているポリフェノールは少し前に話題になりましたね。
抗酸化作用があるため、アンチエイジングも期待できますよ。
また、ナスは低カロリー食品でもあります。
油で揚げると、ナスはスポンジのように油を吸い取り高カロリーになりがちです。
しかし、焼いたり煮たりすればダイエットにも向いた食材なのです。
なすに含まれる食物繊維は、なすの水分と相乗効果を発揮して便秘解消にも一役かいます。
なすは美容にもいい夏野菜ですね。
美味しいなすの見分け方は?
夏になるとさまざまななすが売られていますね。
米ナス、長なすなど調理方法にあったなすを選ぶ楽しさもあります。
そこでどんななすにも共通している美味しいなすの見分け方を教えます!
まず、へたの切り口をみてみましょう。
茶色かったり乾いてしまっているものは新鮮ではありませんよ。
なすは新鮮なものほどみずみずしくて美味しいです。
切り口がみずみずしいものを選びましょう。
そして一番わかりやすい見分け方が色です。
黒に近いような濃い紫で、ぴかっと光るようなつやがあれば文句なしです。
肌に張りが合って、重量がどっしりとしていれば美味しいなすに違いないでしょう。
なすは水を多く含んでいる野菜です。
持ってみて軽いなすは、中の水分が蒸発してしまっているなすですね。
また、なすを持った時にへたの部分のとげが、チクチク痛いようならとりたてですよ。
キュウリもそうですが、とりたての野菜のとげは突き刺さるくらいに痛いものです。
なすの保存方法で長持ちさせるには?
せっかく美味しいなすを手に入れたら、保存方法を工夫して長持ちさせましょう。
なすの保存方法で注意することは、乾燥を防ぐことです。
なすは風にあたるだけでもどんどんしなびてきます。
なすは、ひとつひとつラップにくるんで冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
なすは水分が多いため、低温過ぎてもしなびてしまいます。
水分が多い野菜は長期保存には向かないため、できるだけ早く食べるようにしましょう。
冷蔵庫の野菜室での保管は長くても1週間です。
もしもたくさん保存する必要がある場合には、調理後に冷凍保存してもいいですよ。
なすは豚肉やにんにくと一緒に調理することで夏バテ予防にさらに効果を発揮しますよ。
さいごに
なすは夏野菜の中でも、調理の幅が広く使える野菜ですよね。
素揚げにしてカレーのトッピングにしたり、浅漬けにしてもおいしいですね。
美味しいだけでなく、栄養もあるだなんて驚きですね。
なすの皮にはとくにポリフェノールがたくさん含まれています。
なすは皮ごとおいしくいただきましょうね。
なすの旬は7月~9月です。
暑い夏をなすを食べて乗り切りましょう。
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