苦いけど美味しいゴーヤーの栄養と効果は?わたや種は食べる?お茶の作り方は?
2018/06/10
毎日暑くて身体がバテバテの時に是非食べて欲しい野菜がゴーヤです。
ゴーヤーは昔から九州・沖縄地方では食べられてきた食材ですが、本州に入って来てメジャーな野菜の仲間入りをしたのはまだ30年以内と言う事で、比較的まだ本州の人には馴染みが薄い?野菜かも知れません。
ゴーヤーは見た目がちょっと野菜らしからぬ得体のしれない雰囲気の風貌をしていますが、見た目の割に栄養価が高い事が知られています。
そんなゴーヤーの効果や種の有効利用法やレシピを紹介しているので、一緒に見ていきましょう。
ゴーヤーの栄養って一体何があるの?効果は?
ゴーヤーを普通に野菜として食べる時の収穫タイミングは、緑が黒々しく濃くてイボイボな突起物がしっかりと出ている状態が理想的です。
ゴーヤーは意外とビタミンCが豊富な野菜で、1本辺りのビタミンC含有量はキウイ1個よりも多いそうなので、日焼けして黒くなったお肌を美白に戻すためなど、身体の中から美肌を目指したい人にお勧めです。
また、ゴーヤー特有のあの苦味ですが、モモルデシンと言います。
モモルデシンは、胃の粘膜を保護して食欲を増進させる効果があるそうなので、夏バテ気味で食欲が無い時にゴーヤーを食べる事で夏バテを軽減する事が可能です。
また、自立神経に働きかけて、気持ちをシャキ!っとさせる効果もあるそうなので、夏バテ気味の時に食べるべき食材だと言えるでしょう。
ゴーヤの中のわたと種は捨ててイイの?食べれる?
ゴーヤーを食べる時につい捨ててしまうのが、中に入っているわたと種ですが、わたは食べられますし種はお茶にする事が出来ます。
実はゴーヤーの緑の部分に含まれているビタミンCの約2倍の量がわたに含まれているのです。
そんなビタミンCの宝庫であるわたを、今までみすみす捨てていたかと思うと残念な気持ちでいっぱいになりますが、わたも食べられるのでこれからは安心して食べる様にしてみて下さい。
また、種の部分ですが、共役リノレン酸(体内に入ると共役リノール酸に変化)と言う成分がたくさん含まれています。
この共役リノレン酸、脂肪の燃焼に効果が高いと言う事が知られていて、数多くのサプリメント会社が商品化して販売しているほどの成分です。
種の有効利用の方法は、この次のレシピで紹介して行くので、是非このまま続けて読んでみてくださいね。
ゴーヤー茶と簡単スナック菓子
材料>ゴーヤー1本
片栗粉 大さじ3杯
塩・こしょう 少々(お好み)
揚げ油 フライパン底から1~2cm程度の量
熱湯 急須2回分位
①ゴーヤーを半分(輪切り)に切り、中をくり抜いてわたと種を取ります。
②中をくりぬいたゴーヤーを、薄い輪切りにして行きます
③輪切りにしたゴーヤーに片栗粉まんべんなくまぶします
④フライパンに入れた油を約180℃に熱しておきます。
⑤油が温まったら、先程の薄い輪切りのゴーヤーを、カラっとするまで揚げます。
⑥先程取り除いたわたにも片栗粉をまぶし、ゴーヤーと共に揚げます。
⑦種は麺棒や金槌などで割っておきましょう(ヒビが入る程度)
⑧ゴーヤーの表面がきつね色になったら揚げあがりです。キッチンペーパーなどで余分な油を切りながら、塩コショウを振りましょう。
⑨わたも同様にしましょう。
⑩急須に、粉砕した種を入れて熱湯を注ぎます、5分程置いておきます。
⑪湯呑に種茶を注いで完成です
ゴーヤー1本で、スナックとお茶が出来るので、特にお菓子が無い時や子供さんがゴーヤー嫌いと言うお宅にピッタリのおやつですよ。
ダイエットを気にしているお母さんは、種茶を飲みながらゴーヤーチップを食べると良いでしょう。
まとめ
油で揚げたゴーヤーは、炒めただけよりも苦みが抑えられるので、苦みが嫌いまたは苦手と言う人でも意外とアッサリ食べられるので、ゴーヤーをたくさん食べたい人にお勧めですよ。
また、自宅でゴーヤーを栽培するのもお勧めです。
ツルを伸ばして成長するので、ベランダに日差しを遮るグリーンカーテンを作る事が出来ます。
実がたくさんなるので、毎日ゴーヤー生活になること請け合いです。
それに、黄色く熟したゴーヤーは甘い果実の様は味わいになるので、2度美味しい作物になります。
機会がありましたら是非!挑戦してみて下さい。
関連記事
-
真っ赤なトマトの栄養で夏を乗り切ろう!効果と身体にいい理由 嫌いな子供におすすめレシピ
夏野菜の代表格と言えばトマトを思い出しますが、最近はハウス栽培などが活性化して年 …
-
夏バテ予防には夏野菜が効果的!体を冷やす理由と簡単レシピ
暑い夏がやってきますね。 夏は食欲がおちてしまいがちです。 そこで今回は、暑い夏 …
-
うなぎはなぜ夏バテに効果があるの?おすすめレシピは?うなぎ以外では?
暑い夏がまたやってきますね。 暑くなると冷たい飲み物ばかりに手が伸びてしまいがち …
-
夏野菜のなすの効果は?美味しい見分け方と保存で長持ちする方法は?
夏野菜といえばなすですよね。 揚げても炒めても、お味噌汁にいれてもおいしいですね …