ローストビーフがまさかの失敗　固くなった原因やリメイクメニューは？

ホームパーティーでちょっと特別なメニューを作りたい、
と思った時にぴったりなローストビーフ。
柔らかくておいしいし、見た目も豪華なので喜んでもらえます。

でも、レシピを見ながら作ったのに失敗した！
という経験ありませんか。

どうして失敗してしまったのでしょう…ポイントは4つです。
このポイントさえおさえていれば美味しいローストビーフを
簡単に作れるようになれますよ。

今回失敗してしまったローストビーフは、せっかく作ったし
捨てるのももったいないので、
他のメニューにアレンジしてしまいましょう。

おすすめの料理と一緒に紹介していきますね。

ローストビーフの失敗した原因は？大事な4つのポイント

ローストビーフの作り方は実は簡単。
下味をつけてオーブンで焼くだけです。
最近ではオーブンを使わずに、フライパンでも上手に
作れるやり方も紹介されています。

でもそんな簡単にできるローストビーフも、
基本を押さえてなければ失敗してしまうのです。

その大事なポイントは4つです。

肉は常温に戻す

料理をする時、冷蔵庫から取り出した肉をすぐ調理すること
がありますよね。
でもローストビーフに関してこれはＮＧです。

冷たいまま調理を始めると、火の通りが悪く焼きムラができて
しまいます。
肉の芯まで常温になるのには結構時間がかかるので、
調理開始の30分くらい前には冷蔵庫から出しておきましょう。

レシピよりお肉が少なくならないようにする

レシピに書いてある肉より少ない肉を使うと、
火が通り過ぎてしまいます。
レシピの時間を調整して作れればいいのですが、慣れていないと
難しいですよね。
できるだけレシピと同じグラム数の肉を使うようにしましょう。

塩の分量

肉にすり込む塩の分量ですが、レシピによっては適量と
かかれています。
じゃあ適当にサッとつければいいか、とやってしまうと水分が
抜けすぎてパサついてしまいます。

塩は肉の重さに対して0.8～1％くらいがちょうどいいようです。

脂身の少ない肉を選ぶ

脂身が多い部位で作ると、冷えた時に脂も固まりおいしくなくなる
のです。
脂身が少なくても上手にできれば柔らかく、さっぱりとおいしく
食べられます。

ポイントを押さえたつもりでも失敗してしまった、
そんな時には他の料理にアレンジしてしまいましょう。

ローストビーフを失敗して固くなってしまった時のリメイクメニューの紹介

中まで火が通って固くなってしまったローストビーフ、
ちょっと手を加えておいしい煮込み料理にしてしまいましょう。

　　　　　煮込み料理でトロトロ柔らかお肉に！

グツグツ煮込む料理に入れることで、固かった肉がホロホロと
柔らかく食べやすくなります。
圧力鍋があれば更に簡単に柔らかくすることができます。
もちろん普通のお鍋や土鍋を使ってもいいんですよ。

おすすめの煮込み料理は

・ビーフシチュー
・カレー
・ビーフストロガノフ
・おでん

などがおいしくできるのではないでしょうか。

　　　　　そのまま刻めば食べ応えありのハムに！

そのままのローストビーフでは固くて食べられない、
と思うかもしれませんが、薄く切ったり細かく切れば固さも
それほど気にならなくなります。

・薄くスライスしてパンにはさめばサンドイッチに
・細切りなどにして野菜と合わせてサラダに
・細かく刻んでチャーハンやピラフに

と、他のものと合わせてしまえば、ボリュームのあるハム
という感じで使えます。

さいごに

いかがでしたか？

失敗したローストビーフもアレンジ次第で立派なメニューに変身します。
ご家族はきっとローストビーフとは気がつかず、
「今日のシチューはおいしいね」と食べてくれるはずですよ。

おいしいローストビーフは次回のお楽しみにしておきましょうね。