虫除けを手作りした場合の効果の持続は？長時間には？日焼け止めとの併用は？

2016/04/18

蚊に刺されやすい人とそうでない人がいますが、刺されやすい体質の方は効果的に虫よけを活用しておきたいですよね。
海外では有害とされ使用制限もされている、虫除けに含まれる成分「ディート」の影響を心配して、手作りで虫除けを作る方はいらっしゃいますが、具体的にどれくらいの時間効果があるのか詳しい情報が少ないですね。

今日は、アロマで虫除けしたい方のために詳しい情報をお伝えしていきますね。

虫除けスプレーを手作りした場合、効果はどれくらいのものなのか？

まず虫の忌避（遠ざける）効果ですが、香りの成分によって虫を忌避するため、香りがしなくなったら効果が無いと思ってください。
また、虫除けに使われるアロマも種類によって、香りの持続時間が違います。
トップノート→ミドルノート→ベースノートという順で香りの持続時間が変わりますので、虫除けに向いている8種類のアロマを比較して、どのアロマの香りが長続きするかをご紹介します。

【トップノート】10～30分持続するアロマ

レモングラス・ラベンダー・ティートゥリー・ローズマリー・ミント（ハッカ油でも可）
ユーカリ（レモンユーカリもこちらに含みます）シトロネラ

【ミドルノート】30分～2時間ほど持続するアロマ

ゼラニウム

【ベースノート】2時間～半日ほど持続するアロマ

該当なし

こちらを見ていただくとわかるように、ゼラニウムであれば長くて2時間ほど香りが持続しますが、他の精油は長くて30分程度ですね。

もともとアロマは天然成分で効果が穏やかなため、低刺激で安全であるメリットがある半面、持続力は弱いというデメリットがあります。
そのため、ゼラニウム以外の精油で作ったスプレーに関しては、虫に刺されそうな場所に行く直前に使うのがベターです。

また、ご自宅にいる時は
・アロマポットに虫除け効果が期待できる精油を垂らして、常に香りがするようにしておく

キャンプ等のレジャーに行った時は
・市販で虫除け効果があるアロマキャンドルを使用する

等の工夫をすると更に虫除けの効果が高まるはずですよ。

オススメ虫除けキャンドル

シトロネラカラーカップ　イエロー【キャンドル】【アウトドア】【虫よけ】【SANDEN FURNITURE】
価格：648円（税込、送料別)

・虫除けキャンドル　アウトドア用　シトロネラカラーカップ（持続時間16時間）

虫除けの効果を長時間の期待したい場合は？

オイルは皮膚から素早く吸収されやすいため、オイルよりはクリームを作って肌にしばらく留めておくのがオススメです。
クリームのレシピは以下の通りです。

虫除けボディクリームレシピ

・ミツロウ 6g（未精製）
・ホホバオイル 30ml
・ゼラニウム精油 6～8滴（もしくは、ゼラニウム以外の虫除け効果が期待できるアロマ）
・遮光性のあるクリーム容器50ml
・混ぜるための竹串

1.　ミツロウとホホバオイルを耐熱容器に入れ、湯せんして溶かします
2.　溶けた1をクリーム容器に入れます。
3.　入れるとすぐに冷えて白く固まり始めるので、精油を入れ混ぜます。熱いうち　に精油を入れてしまうと熱で精油の香りが揮発してしまうので、少し冷めて白く　固まり始めたタイミングで精油を入れることが重要です
4.　冷え固まったらできあがり。急いでいるときは冷蔵庫で冷やして固めてもOK。