虫除けスプレーの使用期限は?去年のものを子供に使っても大丈夫?
2018/06/10
いよいよ暑い季節が到来、同時に虫にさされることも増えてきました。
虫刺され対策の定番の虫除けスプレー、意外と使いきれずに翌年に持ち越してしまうことが多いですよね。
でも、開封済みで1年間放置していたらもしかして効果がないかも?
肌に悪いかも?と、使うのに不安を抱えることもあるのではないでしょうか。
今回は、虫除けスプレーの使用期限や安全性についてまとめてみました。
虫除けスプレーの使用期限は?
虫除けスプレーは薬品の類なので、薬と同じように長めの使用期限が設けられています。
薬事法における虫除けスプレーの使用期限は3年。
3年未満で効果がなくなるものに関しては、使用期限を記載することになっているのです。
つまり、使用期限が書かれていない虫除けスプレーは、少なくとも買ってから3年以上の品質保証がされていることになります。
買ってから3年も同じものを使う、ということってほとんどないですよね。
ですから、虫除けスプレー本体に使用期限が書いていないのであれば、3年以上は買ったときと同じような効果が期待できると考えてよいでしょう。
ただし、直射日光の当たる場所や高温になる場所などに保存していた製品は要注意です。
中の成分が変化している可能性もあるので、正しい保存方法で保管したものに限って有効だと考えましょう。
去年の虫除けスプレーは子供の肌に悪い?
古い虫除けスプレーを子供に使うことをおすすめはできません。
効果は製造から3年程度持続しますが、開封するとどうしても酸化してしまいます。
肌の弱い子供や、子供の体調によっては、湿疹や肌荒れを引き起こすことも考えられます。
絶対大丈夫とは言い切れず、絶対使ってはいけないとも言えないので、お子さんの肌の強さを考慮して臨機応変に判断してください。
また、虫除けスプレーは衣服やベビーカーの布部分に使用しても効果があります。
古いものがたくさん余っていてもったいないときは、服やグッズに使用するなどして消費するとよいでしょう。
タオルに虫除けスプレーを吹きかけ、肩にかけるなどの使い方もできます。
※缶に入っているスプレーは、白浮きすることがあるので注意が必要です。
去年の虫除けスプレーの効果が薄いと感じる理由は?
開封して1年以上たった虫除けスプレーは効果が感じられない、という声も多く聞かれます。
この理由は、虫除けスプレーの鮮度の問題ではなく、汗をかいていることや使用方法が原因である可能性が高いです。
スプレータイプのもの、肌に優しい低刺激のものなどは、汗をかいたら簡単に落ちてしまいます。
なので、当然虫除け効果もその分薄くなります。
また、汗をかくとスプレーが落ちてしまうだけでなく、汗のにおいに虫が寄ってくるのでより虫にさされやすくなります。
人の体臭に反応して虫が寄ってくるため、虫が嫌うハーブや薬品系の匂いが強いものはその分効果が高くなります。
つまり、古い虫除けスプレーのにおいにも注意して見ましょう。
古いものはどうしても匂いが飛んでしまうので、それによって虫除け効果が薄くなっている可能性もあります。
さらに、スプレータイプの場合お出かけ前に一度スプレーしただけでは効果が十分ではない可能性も。
何度もこまめにつけ直し、虫除けリングやシールなど他のアイテムとの併用なども視野に入れましょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
虫除けスプレーの使用期限、本体に記載がなければ3年程度の効果が持続します。
しかし、保存状態や使い方などにより効果にばらつきがでることも。
子供のデリケートな肌への影響も考えると、あまりにも古いものは直接肌に付けない方が無難でしょう。
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