虫除けと日焼け止めの併用はどうなの?順番は?肌に塗る以外の工夫も
2018/06/11
夏の暑いシーズンのお出かけに欠かせない、日焼け止めと虫除け。
どちらも大切なケアですが、ふたつを同時に使用してもよいか疑問に思っている方も多いのでは?
特に小さな子供のデリケートな肌には、同時併用は負担がかかりそうで怖いですよね。
今回は、日焼け止めと虫除けを同時に対策するときのお役立ち情報になってますので、ご参考ください。
虫除けと日焼け止めの併用はどうなの?
日焼け止めと虫除けを同時に肌に塗る使用方法は、基本的に問題ないとされています。
しかし、「日焼け止めと虫除けスプレーの併用は危険!」「害がある!」などという噂を耳にしたことのある方もいるのでは?
これは過去に台湾で、日焼け止めと虫除けの併用で中毒症状を起こして意識を失ったケースがあるためなんです。
この事故は、日焼け止めと虫除けの成分の化学反応によって起こったとされています。
日焼け止めに含まれるディートという成分も毒性を持っているので、余計に危険な認識が高まってしまったのかもしれませんね。
しかし、これは海外の製品による事故であり、日本の製品は非常に安全で優れたものばかり。
日本製の日焼け止めと虫除けであれば、併用しても基本的に問題はありません。
ただし、肌への負担には注意が必要です。
もともと敏感肌の子供、蕁麻疹がでやすい子、アトピー性皮膚炎などの疾患がある子供には併用はおすすめできません。
また、幼稚園や保育園などに行く際、毎日日焼け止めと虫除けを併用し続けるのも良くないでしょう。
毎日繰り返し肌に化学物質を塗布し続けるのは、当然負担が大きくなります。
たまのレジャーや、遠足、運動会、プールなどの屋外イベントや行事の時だけなどに限って使用するなど、頻度にも注意しましょう。
日焼け止めは直接肌に塗って対策するのが一番効果的ですが、虫除けはその他の方法で対策するように工夫しましょう。
虫除けと日焼け止めを併用する場合の順番は?
日焼け止めと虫除けを併用する場合は、日焼け止めを最初に塗りましょう。
その上から虫除けスプレーなどを塗布します。
日焼け止めは肌を紫外線から保護するものなので、最初に肌に直接密着させないと効果が低くなります。
虫除けを肌に塗る以外の方法で対策するには?
日焼け対策は、日焼け止めや帽子の着用など限られてしまいがち。
しかし虫除けの方法は、直接肌に塗るだけではなく、肌に塗る方法にもいくつかの手段があります。
虫除けや日焼けに対する、子供の肌に負担をかけない方法をご紹介します。
虫除けシール
衣服に貼るタイプの虫除けシールは、おなじみの虫除け対策です。
シールタイプは効果が薄いので、枚数はケチらず衣服や靴などにまんべんなく貼るようにしましょう。
![]() 虫よけパッチα(24枚入) |
衣服にスプレーをする
同じ虫よけスプレーでも、衣服にだけふりかけて使用する方法もあります。
虫刺されや植物によるかぶれが起こりやすい山奥や藪などは、長袖・長ズボンで出かけることも推奨されています。
衣服に虫除けスプレーをして、薄手の長袖を着用する対策もおすすめです。
同時に日焼けも対策できるのでおすすめですが、体温調節には注意しましょう。
吊り下げタイプの虫除け
ベビーカーなどに吊り下げ式の虫除けをするのも効果的。
まだ歩かない小さな赤ちゃんは、ベビーカーの布部分に虫除けスプレーを施し、吊り下げタイプも併用すれば大幅に虫刺されリスクを減らせます。
![]() ピジョン 虫くるりん つり下げタイプ虫よけ 約90日用 虫よけ 吊るすタイプ 虫除け 吊るす 吊り下げタイプ 子供 赤ちゃん 長い時間 |
リストバンドタイプの虫除け
手首にくるんと巻き付ける、リストバンドタイプの虫除けグッズもあります。
首から掛けるものもありますが、小さな子供の場合首に何かを巻くのは首絞めの危険があるのでおすすめできません。
リストバントタイプなら、動き回る幼児にも安心して使用できます。
![]() 【ネコポス・代引き不可】】【Bug lock/バグロック】アロマリストバンド 虫よけバンド 約10日持続する香りのペレット 6個付き! |
ワセリン+ハッカ油
天然の保湿剤であるワセリンに、ハッカ油を数滴混ぜます。
これを足首や手首、首などの露出している部分にポイントで塗るのもおすすめです。
ワセリンもハッカ油も天然成分なので肌への負担が非常に少なく、効果もしっかり実感できます。
虫除けスプレーのように、肌全体に塗布するより肌への負担が軽減されるでしょう。
さいごに
いかがでしたか?
基本的に日焼け止めと虫除けの併用は問題ないですが、自分のお子さんの肌質や肌の状態によって対応は分かれると思います。
使う頻度や、虫除けの方法を工夫するなどして、お子さんのデリケートな肌を守ってあげられるとよいですね。
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