子供の唇の乾燥にはワセリンがおすすめ!?効果的な使い方と唇以外の利用法は?
2018/02/04
乾燥する季節に大活躍する、万能保湿剤のワセリン。
冬にドラッグストアの前を通ると、たくさん山積みにして売られているなんて光景もよく見かけますね。
今回は子供にも使えるワセリンのメリットやデメリット、使用方法などについてご紹介していきます。
子供の唇の乾燥によるひび割れにワセリンがいい理由は?
ワセリンは皮膚をコーティングし、水分が蒸発しないようにしてくれます。皮膚の表面に留まるため、まぶたや子供の唇のような薄い部分に使えます。
また精製された純度の高いワセリンは、副作用が極めて少ない安全な成分であり、唇に塗った後に子供が舐めて口の中に入ったとしても影響がありません。
安心して使用することができます。
唇に塗るワセリンの選び方は?白色ワセリンと黄色ワセリンおすすめはどっち?容器それともチューブ?
ワセリンは純度が高ければ高いほど、精製されて色が白くなります。そのため、唇に塗るという目的であれば黄色ワセリンより白色ワセリンの方がオススメです。
なお、敏感肌やアトピーの方には、添加物として入っている酸化防止剤(BHTや酢酸トコフェロールなど)が刺激になる場合もあるため、酸化防止剤不使用のワセリンを選んでください。
ただし、コスト面では白色ワセリンより黄色ワセリンの方が安く、黄色ワセリンをベースにしたリップクリームも販売されています。
お財布と相談して決めるか、純度は白色ワセリンより低いとはいえ古くから使われていたスキンケア商品のため、敏感肌やアトピーでは無い方は試してみる価値はありますよ。
容器については、ジャータイプ、チューブタイプがあります。
ジャータイプは口が広いため中身が取り出しやすいですが、持ち歩きするにはあまり向いていない形状なので、自宅常備用に。また容量が多いのもこのタイプですので、家族みんなで使いたい方もジャータイプがオススメ。
チューブタイプは、かばんの中に入れて持ち歩きしやすいため、こまめに使用したい方に向いています。なお、チューブタイプのワセリンは冬になると中身が固くなって出しづらくなるため、チューブを少し手でもんだ後に押し出すと出しやすいです。
ワセリンを唇に塗る時の効果的な使い方は?
ワセリンをそのまま塗るのも良いのですが、ハチミツと1:1で混ぜて唇にのせるのもオススメです。
ハチミツは高い保湿性、殺菌・消炎作用、豊富なビタミン、ミネラル、アミノ酸など含んでいて、唇に十分な保湿と栄養を与えてくれるので、更に潤った唇になります。口の中に入っても甘いので、子供が嫌がらないというメリットも。
なお1歳以下の子供には使用できない方法なのでご注意ください。
子供の唇以外にワセリンが使えるところは
子供の肌の乾燥しやすい部分なら、全身どこでも使用可能です。
私の子供は冬場に顔が乾燥して頬がカサカサしてくるので、薄くのばして少しだけお顔に塗ったところ乾燥が落ち着きました。
子供が転んですり傷ができたときに、白色ワセリンのプロペトを使用して湿潤療法(モイストヒーリング)をし、早くきれいに傷が治ったなんて事例も。
方法は傷口を水でよく洗ってからプロペトを塗るだけ。すると3~4日で皮膚が再生して、赤みも引いてかなり傷が小さくなったそうです。
子供に安心して使えるワセリンは、もちろん大人も使えます。
ささくれや荒れが気になる手に、ハンドクリームとして。
秋~冬にかけて粉がふいてしまう、ひじや脚&コチコチになったかかとに、たっぷりめに塗ってボディークリームとしても使用できます。
また、顔に使用することもできるので、化粧下地としてや、化粧水や美容液の後の保湿用クリームとしても。むくみがちな時にお風呂に入りながらフェイスマッサージをする時にも使えます。ワセリンを使用するようになってから、化粧品代が安くなったという声も。
ワセリン使用の上級者になると、口内炎ができた時にマウスウオッシュ等でしっかり口の中を殺菌してから、患部に塗って早く治す、なんて方もいらっしゃいますよ。
さいごに
ワセリンは本当に幅広く使用できて便利ですね。なお、酸化防止剤が含まれていないワセリンを使用する時は、購入した時と匂いが違ってきたら酸化している状態なので、買い替えの時期です。
酸化したものを使うと、肌荒れの原因になるのでご注意ください。
また保湿力が非常に高いため、たくさんの量を使うとべたついてしまうので、少しずつ手にとって使用することがオススメ。つけすぎてしまった時は、ティッシュオフしてくださいね。
万能保湿剤のワセリンを上手に活用して、乾燥知らずの肌になりましょう。
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