髪の紫外線対策は必要?日ごろのケア方法は?与える影響は?
2016/03/19
紫外線が強くなってくると、お肌の日焼けを気にして、日焼け止めクリームを塗り始める人は多いのではないでしょうか。
しかし、紫外線は肌以上に頭部に降り注いでいるのです。
今回は意外と気が付かない、紫外線の頭部への影響について一緒に見ていきましょう。
髪の紫外線対策はどうすれば?
肌の紫外線対策は、日焼け止めクリームを塗るなど様々な対策がありますよね。
でも、髪の紫外線対策はあまり聞いたことがなかったりしませんか。
そもそも、髪に紫外線対策は必要なのでしょうか…。
答えは、必要です。
なずならば、紫外線による日焼けは肌だけでなく、すべての物に対して起こる現象だからです。
例えば、紙を1枚長年保管しておいたとします。
数年後、日に合ったていた部分と日陰になっていた裏側とでは色の違いが歴然と現れます。
これは、日焼けによる現象なのです。
髪にも同じことがいえます。
髪は、生きていない組織であるため、肌のようにむけて新しい髪が中から作られません。
日に焼けた髪は、乾燥しいたみ、切れ落ちるしかないのです。
そうならないためにも髪の紫外線対策は肌と同様に大切なことなのですよ。
まず、髪の紫外線対策で一番簡単で有効な対策が帽子です。
帽子は頭部を覆うため、紫外線をカットすることができます。
同じように日傘も日陰を作ることで、紫外線をカットできます。
ただ、小さな子供を追いかけなければならないママや髪型を崩したくない女性は日傘や帽子の対策は難しいかもしれません。
そんな人におすすめしたいのが、髪用の日焼け止めです。
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帽子、日傘、髪用日焼け止めの中で、自分の生活スタイルに合ったものを選んでみてはいかがでしょうか。
日ごろからできる髪のケア方法は?
髪のケアは、毎日のことです。
日ごろのケアのなかに、髪の紫外線ケアを取り込んでみれば、さらに紫外線カット効果は高まりますよ。
まず、傷んだ髪は健康な髪よりも紫外線によるダメージを受けやすくなります。
そのため、日ごろのトリートメントがとても重要なのです。
また、お出かけ前に髪用の日焼け止めを塗ることも日ごろからできるケアです。
よく、肌用の日焼け止めクリームやジェルを髪にも代用できないかと考える人がいます。
しかし、日焼け止めクリームは肌に塗るだけでも粉浮き状態になるものです。
あの白い粉浮きは、日焼け止めクリームに使われている原料の一つなのです。
髪に肌用の日焼け止めクリームを使ってしまうと、髪の上で白い粉が浮き大変なことになってしまいます。
最近は、髪用の日焼け止めが売られています。
髪用の日焼け止めは、紫外線カット効果もありますが、トリートメント効果も期待できるものです。
お出かけ前に、髪に塗ることで簡単にケアすることができます。
頭部の紫外線カットは、髪だけでなく頭皮も守ることに繋がります。
頭皮は意外と日焼けをしやすい場所です。
夏の海に行くと、しばらくたってから頭皮がむけ始めることがあります。
それだけ強い紫外線が、髪にも降り注いだということなのです。
髪は、髪用日焼け止めでケアし、頭皮は日傘を上手に使用してケアしてみてください。
日焼け止めと日傘の併用で、効果は一層アップします。
紫外線が髪に与える影響は?
紫外線が髪に与える影響は、意外と大きいものです。
まず、色が脱色されていきます。
きれいな茶髪になるのならまだしも、日焼けによる脱色は痛みによるものなので赤みを帯びた色になってしまいます。
また、日焼けは髪を乾燥させます。
見た目にもぱさぱさとした状態になり、枝毛や切れ毛も目立ち始めます。
傷んだ髪は切るしかないため、日焼けによって痛む前のケアが重要なのです。
また、髪だけでなく頭皮にも紫外線は影響を及ぼします。
ひどい日焼けは、頭皮に水ぶくれを作ることもあります。
炎症がひどい場合は、冷やした後皮膚科を受診するようにします。
このように、想像以上に頭部にも悪影響を及ぼす紫外線は、浴びる前にできるだけカットしケアすることが大切なのです。
さいごに
髪の紫外線対策は、髪用日焼け止めクリームと日傘の併用が効果的です。
髪用日焼け止めクリームは、髪の化粧品と同じことです。
一日の終わりには、しっかりと洗い流すことも大切なケアの一つなのです。
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