あさりの保存方法 潮干狩りの場合は?冷蔵庫の賞味期限は?
2016/05/14
潮干狩りで新鮮なあさりをたくさんとってきても、なかなか一度に食べきれず余ってしまうことも多いですよね。
そんなときは、上手に保存しておけば長くおいしくいただくことができるのです!
今回は、あさりの上手な保存方法についてお話ししますね。
潮干狩りでとったあさりの保存方法は?
潮干狩りから帰ってきたら、クーラーボックスからなるべく早くあさりを出してあげましょう。
とにかく早く砂抜きと塩出しを始めましょう。
あさりは時間がたつと弱ってしまい、あまり砂を吐かなくなります。
元気があるうちに砂抜きだけはしっかりとやっておきましょうね。
ただし、砂抜きを元気にしているからといってそのまま保存しておくわけにはいかないですね。
あさりは砂抜きを一晩以上していると次第に弱り始め死んでしまいます。
一度に食べられない場合は、残りは冷蔵庫に保存したほうがいいですよ。
とくに夏場は水温が上がりやすく、細菌が繁殖してしまいますから要注意ですね。
潮干狩りから翌日までに食べるようならば、砂抜きしたあさりを濡らした新聞紙に包んで、そのまま冷蔵庫で保存しても大丈夫です。
新聞紙が乾き始めたら水をかけて濡らしておけば2~3日はもちます。
潮干狩りでとったあさりの保存方法と冷蔵庫の場合は?
あさりを数日保存する場合の保存方法は冷蔵庫が一番いいですよ。
常温にあさりを放置してしまうと、腸炎ビブリオ菌などの食中毒を引き起こす菌が増殖しますよ。
冷蔵庫で保管する場合は、平らなバットにあさりが重ならないように並べて、持ち帰った海水をあさりの半分ほどの高さまで入れます。
これで、あさりが海で生きていた時と同じ環境を作ることができたのです。
水道水に入れてしまうと、あさりは急激に弱りますから海水か塩水を入れてくださいね。
あさりは冷蔵庫の中でも、ぴゅーぴゅーと水を吐き出します。
水が飛び散らないようにふたは必要です。
ただし、砂抜き前に冷蔵庫に保存することはやめましょう。
冷蔵庫内はあさりにとっては温度が低めなので活動が弱まり砂抜きがうまくできません。
冷蔵庫の中であさりが水をまわりにまき散らしてしまうと、水と一緒に細菌もまき散らしてしまうため危険です。
もしもまな板や台所用品に水が飛んでしまったら、しっかりと洗ってくださいね。
ただ、ラップで密封してしまうと窒息してしまうのでふわっとラップをかける程度がいいですよ。
冷蔵庫で気を付けて保管しても、死んでしまうあさりがでてきます。
死んだあさりは貝が開いてしまったら、ゆすってみても口を閉じなくなっています。
死んだあさりは食べずに捨てましょうね。
潮干狩りでとったあさりの賞味期限と冷蔵庫保存の場合は?
潮干狩りでとったあさりはスーパーで買ったあさりよりも元気ですね。
ただ、海から上がったとたんにあさりは弱り始めます。
冷蔵庫で保存しても賞味期限は2~3日程度です。
やむを得ず3日以上保存する場合は、冷凍庫で保存することになります。
冷凍保存の記事はこちら⇒
冷蔵庫保存で長く保存するコツは、死んでしまったあさりはこまめに取り出して捨てることですよ。
死んだあさりは腐り始めるため、まわりのあさりをも弱らせてしまうのです。
ただ、冷凍したあさりは食感も味も落ちてしまいますよ。
できることなら冷凍する前に、近所や友人と分け合って食べたほうがいいかもしれないですね。
ただ、あさりは食中毒になる菌が付着している可能性があります。
保存方法に関わらず、食べるときはしっかりと過熱してから食べてくださいね。
加熱しても貝の口が開かない場合は、死んだあさりなので絶対に食べないでください。
さいごに
潮干狩りから帰ってきたら、まずは早く砂抜きと塩出しをすることがおいしく保存するポイントです。
砂抜きと塩出しができたら、3日以内ならば冷蔵庫で保存できますよ。
もしも3日以内に食べられないようであればおすそ分けするといいですね。
食べるときはしっかり加熱しておいしくいただきたいですね。
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