どんぐりの帽子(カクト)の保存方法は?青いどんぐりは?注意点も!
どんぐりの魅力は、丸みを帯びたおいしそうな形と帽子ですよね。
実は、どんぐりの帽子には殻斗(カクト)という名前があります。
今回は、どんぐりの帽子の保存方法や活用方法についてお話しします。
どんぐりの帽子の保存方法は?
どんぐりの帽子の保存方法に特別な処理はいりません。
拾ってきたどんぐりは、中に虫や虫の卵が入っていることがあるため、さまざまな処理をしてから使う必要があるのです。
しかし、虫はどんぐりの実の部分にしか入りません。
どんぐりの帽子には、食べるところがないため、虫がいる心配はないのです。
どんぐりの虫の処理方法で、煮沸処理がありますが、帽子付きのどんぐりを煮てしまうと、煮ている最中に帽子は外れてしまいます。
しかも、煮たことによって帽子は小さくなってしまうため、同じどんぐりに再びかぶせることが難しくなってしまうのです。
帽子付きのどんぐりは、最初から帽子を外してから虫の処理をしたほうがいいですね。
どんぐりの帽子は、どんぐりを守るためについているものなのです。
そのため、十分にどんぐりが大きくなると、自然と外れてしまいます。
まだ青いどんぐりなら帽子付きのまま保存処理ができる?
どんぐりは、青くて小さい状態から徐々に成長し、茶色くふっくらとした形になります。
帽子も同じように色が変わっていきますが、青い状態のときには、帽子はどんぐりの実にしっかりとはりついています。
そのため「青い状態で落ちているどんぐりならば、帽子付きのまま使えるかもしれない」と考える人もいるかもしれません。
しかし、青い状態で落ちてしまっているどんぐりは、虫が入っている可能性が高いのです。
同じように、枝がついた状態落ちているどんぐりも魅力的ですが、虫が入っているでしょう。
なぜならば、どんぐりの中に卵を産むゾウムシは、長い口先を使ってどんぐりの枝を切り落とす習性があるのです。枝付きで落ちているどんぐりは、卵を産んでからゾウムシにかみ切られて落下したかもしれません。
どんぐりの帽子が欲しいときには、茶色くてきれいなものを選び、しっかりと乾かしてから使うといいですね。
どんぐりの帽子はどうやって活用したらいい?
どんぐりの帽子は、処理をおえたどんぐりと合せて工作に使うといいですね。
帽子が濡れていたり、汚れていたりするときには汚れを落としてから乾燥させましょう。
どんぐりの実のようにひび割れをすることは少ないため、どんぐりと一緒に並べておけばきれいに乾かすことができます。
実と帽子は、どうしてもバラバラになってしまうものです。
組み合わせようとしても、処理をおえたどんぐりは大きさや形が変化しているため、帽子がピッタリと合わないでしょう。
処理をおえてから、一つ一つ帽子と実を組み合わせて、ピッタリと合う帽子を選んであげるといいでしょう。
どんぐりの帽子は、どんぐりの種類によって形が変わります。
髪型を選ぶように、帽子を選ぶと楽しいですね。
帽子をどんぐりの実につけるときには、木工用ボンドが適しています。
さいごに
どんぐりの殻斗は、帽子と呼ばれることが多いため実の上にかぶさっているものだと思っている人が多いかもしれません。
しかし、じつは帽子のてっぺん部分が枝に繋がっていて、その中に実が入っているのです。
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