松ぼっくりでクリスマス飾りを作る時の下処理の方法は?選び方と保存方法も!
2018/10/13
松ぼっくりをクリスマスの飾りに使うと素敵ですね。
でも、外で拾ってきた松ぼっくりをそのまま使ってしまうと、虫が出てくるのではないかと心配になります。
今回は、松ぼっくりの下処理についてお話しします。
松ぼっくりでクリスマス飾りを作るときの下処理は?
松ぼっくりでクリスマス飾りを作るときには、最初に下処理をしておきましょう。
なぜならば、落ちていた松ぼっくりには虫や卵がついているかもしれないからです。
松ぼっくりはどんぐりとは違い、中身がないため幼虫があとから出てくることは少ないようです。
でも、松ぼっくりは断層のようにヒダがあるため、すき間に小さな虫が入り込んでいることがあります。
下処理の方法は煮沸と冷凍の2種類があります。
確実に処理するならば煮沸がおすすめです。
大きな鍋にたっぷりのお湯を入れて松ぼっくりを5分ほど茹でます。
松ぼっくりは、濡れるとカサを閉じますが、乾燥すると再び開くので心配いりません。
松ぼっくりやどんぐりを煮ると、独特のにおいがします。
部屋の中ににおいが充満してしまうため、換気をしっかりとしながら茹でてください。
煮沸処理は、5分ほど茹でてからザルにあげて乾燥させたら終わりです。
松ぼっくりのカサは、強い振動を与えるとはがれたり割れたりしてしまうため、茹でるときには中火程度にして振動を抑えるようにしましょう。
乾燥をしっかりと確実にすることがポイントです。
風通しのいい日陰で1週間程度乾燥させるようにします。
冷凍処理は、拾ってきた松ぼっくりを軽く水洗いしてから1週間程度冷凍します。
どんぐりとは違い、かさの間に虫が入り込んでいまっていることがあり、冷凍処理後に虫の死骸が出てくることもあります。
1週間程度冷凍してから常温に戻すと、松ぼっくりのまわりに水滴がつきます。
煮沸処理と同じように陰干しして、しっかりと乾燥させまよう。
そこでどんな松ぼっくりを拾えばいい?
松ぼっくりでクリスマス飾りを作るならば、拾う場所とタイミングを選ぶことできれいな松ぼっくりを見つけることができます。
松ぼっくりは「寒くなってきたかな」と思う頃に落ちてきます。
松ぼっくりは、地面に落ちてから時間が経てば経つほど汚れてしまうのです。
こまめに松ぼっくりが落ちていないかをチェックして、乾いた地面に落ちていたら、雨が降る前に拾うようにしましょう。
また最近は、季節外れに早く雪が降ることがあります。
雪が降ると、雪と共に松ぼっくりが落ちてくることがあるのです。
きれいな新雪の上に落ちた松ぼっくりは泥がついていません。
濡れてしぼんでいる状態になっていても、持ち帰ってから乾かすとカサはひらいてくるでしょう。
あまった松ぼっくりの保存方法は?
松ぼっくりは、クリスマス飾りだけでなくでも工作に使いやすい材料です。
きれいな松ぼっくりをたくさん拾えたときには、下処理をして保存しておくといいですね。
しっかりと乾燥させた松ぼっくりは数年たっても変色せずに保存することができます。
ただ、年数が経つとカサの結合部分が弱くなってカサがばらばらになってしまうことがあります。
結合部分に木工用ボンドをつけておくと補強することができます。
さいごに
松ぼっくりは、置いておくだけでも素敵なインテリアになりますね。
松ぼっくりがたくさん集まったときにはリースになり、一つだけでも小さなツリーのようになります。
一つ一つの形の特徴をつかんで素敵な飾りを作ってください。
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