どんぐりの煮沸は何分?茹でた後の乾燥方法で割れないようにするコツは?
2018/10/23
どんぐりの中の虫は、処理しなければどんぐりから出てきてしまいます。
処理の方法はたくさんありますが、今回は確実に処理ができる
煮沸
のやり方についてお話しします。
煮沸は、手軽な処理方法ですがやり方を間違えてしまうと割れて失敗してしまうこともあるのです。
コツを覚えてしっかりと処理をしましょう。
どんぐりの保存方法で煮沸は何分すればいいの?
どんぐりを煮沸するとき、何分煮ればいいのかがわからないという人がたくさんいます。
煮沸の方法は、簡単で確実な方法ですが、煮る時間を間違えてしまうとどんぐりが割れてしまったり、中の虫が処理できなかったりすることもあるのです。
どんぐりの煮沸のポイントは、たっぷりのお湯を用意することです。
どんぐりの量に対して、3倍程度のお湯を沸かします。
どんぐりは、水の状態から入れておきましょう。
沸騰しているお湯にどんぐりを入れてしまうと、温度差が大きくて割れてしまうことがあります。
煮る時間は、どんぐりの大きさにもよりますが、長くても10分程度です。
小さなどんぐりは、3分から5分程度でもかまいません。
どんぐりの中まで熱を通すことができれば煮沸はできています。
煮沸をするとき、水の量と同じくらい大切なポイントは火加減です。
強火でガンガン茹でてしまいたくなりますが、火が強すぎるとお湯が激しく対流してしまい、どんぐり同士がぶつかり合ってしまいます。
中火から弱火にして、どんぐりに刺激を与えないように気をつけましょう。
どんぐりを煮ていると、中から虫が出てくることもあります。
料理用の鍋を使うことに抵抗がある場合は、料理以外に使う鍋を用意しておくといいですね。
どんぐりを茹でた後はどうやって乾燥させるの?
どんぐりを茹でたらザルにあげましょう。
お湯は量が多く熱いため、やけどをしないように注意してください。
ザルにあげたどんぐりは、急激に表面が乾燥し始めます。
乾燥すると冷めたように感じますが、どんぐりは中まで熱くなっているため、まだまだやけどに注意が必要なのです。
ザルにあげて粗熱をとったら、新聞紙に広げて乾燥させましょう。
煮沸の処理の中で、一番コツが必要な工程が乾燥なのです。
乾燥は、ゆっくりと少しずつがコツになります。
熱風をかけたり、強い日差しにあててしまったりすると、どんぐりの外側だけが乾燥し、ひび割れをおこす原因になるのです。
新聞紙の上に広げた状態で、1週間程度乾燥させます。
新聞紙に接している面は風通しが悪いため、ときどき裏表をひっくり返してあげるといいですね。
煮沸はどんなどんぐりでもできる?注意点は?
煮沸の処理方法は、簡単で確実ですが大きいどんぐりは煮る時間が長くなってしまうため、ひび割れてしまうリスクが高くなります。
また、どんぐりの帽子がついている場合は似ているうちに帽子が落ちてしまうことがほとんどです。
大きいどんぐりで煮る時間が長くなりそうな場合やどんぐりの帽子がついている場合は、煮沸処理以外の方法で処理したほうがいいかもしれません。
さいごに
どんぐりの煮沸処理は、煮る時間ですべてが決まります。
長く煮るとひび割れしてしまうリスクはありますが、短すぎてもいけません。
たっぷりのお湯を使うため、やけどには十分気をつけてください。
関連記事
-
どんぐりの虫はどれくらい放置して出てこなければ安心?1匹出たらもう出てこないの?
子供にとって、どんぐりは小さな宝物です。 できればおままごとや工作に活用したいも …
-
どんぐりの帽子(カクト)の保存方法は?青いどんぐりは?注意点も!
どんぐりの魅力は、丸みを帯びたおいしそうな形と帽子ですよね。 実は、どんぐりの帽 …
-
どんぐりの虫を見分ける方法で水に浮くのは?保存処理は水?塩水?乾燥方法も!
どんぐり拾いは楽しいものです。 しかし、たくさんのどんぐりの中には虫が入っている …
-
どんぐりの保存方法で冷凍のやり方は?解凍するときの注意点も!
スポンサーリンク どんぐり拾いは楽しいけれど、工作するまでに時間がかかって しま …
-
松ぼっくりでクリスマス飾りを作る時の下処理の方法は?選び方と保存方法も!
スポンサーリンク 松ぼっくりをクリスマスの飾りに使うと素敵ですね。 でも、外で拾 …
-
松ぼっくりの工作でトナカイの作り方は?子供でも簡単な方法も!
松ぼっくりは、型崩れすることなく長期間の保存ができるため、 クリスマスの飾りにピ …