どんぐりの虫はどれくらい放置して出てこなければ安心?1匹出たらもう出てこないの?
子供にとって、どんぐりは小さな宝物です。
できればおままごとや工作に活用したいものです。
しかし、どんぐりの中には虫がいることもあります。
工作に使ったどんぐりの処理をうっかり忘れて、そのまま放置しといたらいつの間にか虫が・・・
なんて経験ありませんか?
今回は、どんぐりの中に虫がいた場合、どれくらい出てこなければもう出てこないのかについてお話しします。
どんぐりの虫はどれくらい放置して出てこなければ安心できる?
どんぐりの中の虫は、放置しておくと自然と出てくるものが多いようです。
放置しておく期間は、1日で出てくることもありますが、3週間後に出てくることもあり、一概に何日間と決めることは難しいでしょう。
しかし、どんぐりの中の虫は成虫になるまで中にとどまっていることはありません。
どんぐりが青くてやわらかい状態のときに成虫がどんぐりの中に産卵をします。
卵からかえって幼虫になった虫は、どんぐりの殻に守られ、実を食べながら幼虫になるのです。
幼虫の次はさなぎになるのですが、どんぐりの中でさなぎにはなりません。
どんぐりの外へ出て、土の中でさなぎになります。
つまり、一定の期間をどんぐりの中で過ごしたら、いつかは幼虫の状態でどんぐりから出てくるのです。
つまり、産卵した直後のどんぐりを拾った場合は虫が出てくるまで時間がかかり、さなぎになる直前の虫が入ったどんぐりを拾った場合は、すぐにでも虫が出てくる可能性があるということになります。
どんぐりの中の虫の正体は何?
どんぐりの中の虫の正体は、ゾウムシや蛾の幼虫です。
子どもは生き物が大好きなので、幼虫が出てくると
「育てたい」
と言うかもしれませんね。
出てきた幼虫を観察してみると、カブトムシやカナブンの幼虫に似ています。
ゾウムシは、顔に象の鼻のような長い口先があります。
この長い口先でどんぐりに穴をあけて産卵するのです。
長い口先があると、つい蚊を連想しがちですが、蚊のように人間の血を吸う心配はありません。
しかし、中には刺してくるゾウムシもいるため注意が必要です。
ゾウムシは、意外と身近な虫です。
どんぐりだけでなく、栗の中に入っている虫もゾウムシです。
どんぐりの中から虫が出てきた!1匹出てきたらもう出てくることはないの?
どんぐりの中から虫が出てくると驚きますね。
でも、心のどこかで
「1匹出てきたから、もう出てくることはないかしら…」
と希望をもってしまうこともあります。
しかし、1つのどんぐりの中に虫は1匹しかいないとは限らないのです。
どんぐりによっては、たくさんの卵が産みつけられている可能性があります。
1匹出てきたから安心するのではなく
「1匹いるということはもっとたくさんいるかも」
と覚悟したほうがいいかもしれないですね。
さいごに
どんぐりを放置しておくと「虫が湧く」と言う人がいますが、実は虫が湧いてくるのではなく、最初から卵が入っているわけです。
どんぐりを拾うときに虫や卵が中に入っているかどうかはわかりづらいかもしれません。
おもちゃや工作にどんぐりを使うときには、虫の登場を気にしなくてもいいように、しっかりと駆除をしてから使えば安心ですね。
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