栗の甘露煮と栗の渋皮煮の違いは？作るのが大変なのは？作り方も！

栗の渋皮煮と甘露煮…
どちらも美味しいですが、違いは何なのかわかりますか？

ここでは渋皮煮と甘露煮の違いや、作るのが大変なほうはどっちな
のかなどをお伝えします！！

栗の甘露煮と栗の渋皮煮の違いは

栗の渋皮煮と栗の甘露煮の違いを一言でいうと渋皮がついているか
ついていないかです！！

同じものから渋皮のあるなしでこんなにも味わいの違うものが作れ
ることには驚きです。
私は渋皮煮を好み作りますが、娘は甘露煮の方を好み作っています！
若い子が好むのが甘露煮なのかもしれませんね。

作る過程での違いですが…
栗の皮むきのところから大きな違いがあります！

渋皮煮は鬼皮のみをむきます。
この時に、渋皮に傷をつけないため気をつけながら皮を丁寧
にむくため時間がかかります。
栗の皮をむきやすくするために軽く茹でるのですがここもゆですぎ
ると柔らかくなりすぎて鬼皮をむくときに渋皮に傷をつけやすくな
ってしまうことから火加減や時間に気をつかいます。

渋皮煮は皮むきのところから気をつかいながら丁寧に行う必要があ
りますね。

栗の甘露煮は鬼皮をむいたあとに渋皮もむきます。
渋皮もむくため鬼皮をむくときには気を使わなくても大丈夫です。
その為、気持ちも楽にサクサクと手早く皮むきが出来ます。
この皮むきの時点でかなりの時間差がでますね。

次の違いですが渋皮煮は渋皮がついている分、あく抜きを丁寧に行う
必要がありますので時間がかかります。
甘露煮は渋皮がないのでときどきあくをとるのみで大丈夫です。
あく抜きでも時間にだいぶ差がでます。

栗の渋皮煮と甘露煮、大きな違いはこのあたりになりますね。

渋皮煮と甘露煮で作るのが大変なのはどっち

栗の渋皮煮と栗の甘露煮…
どちらが作るのが大変かといったら渋皮煮だと思います。

甘露煮は中学生の娘でもスマホでより簡単な作り方を検索して
作っています。

渋皮煮は皮の剥きかたから気をつかい渋皮に傷がつかないように
鬼皮を丁寧にむかなければなりません。
あく抜きも重曹で丁寧に3回くらいは水を変えながら行います。
渋皮についている筋などもようじを使いながらとるという細かい
作業もあります。
渋皮煮は丁寧さが不可欠です。

その点では甘露煮は気持ちがらく～に作れます！
鬼皮をむいたあとに渋皮をむきますが包丁で行うことでさくさくと
行えます。

これらの理由から渋皮煮のほうが作るのは大変なように感じます。
そして、渋皮煮を作るほうがかなりの時間がかかります。
娘が甘露煮、私が渋皮煮を作ったときには私があく抜きをしている
ときには娘は出来上がっていました。
手間隙がかかるのが渋皮煮ですね。

栗の渋皮煮と栗の甘露煮の作り方は？

栗の渋皮煮のつくり方

以前、栗拾いのあとに作ったもののレシピを載せていますのでそちらを
参考にして下さい。

栗の甘露煮の作り方

1.栗を3分くらい茹でます。
おしりに傷をつけてから鬼皮をむきます。
渋皮を包丁でむきます。

2.むいた栗は水にさらします。
にごりがなくなるまで洗います。

3.お鍋に栗をいれて
ひたひたの水
砂糖500グラム(栗一キロに対してです。お好みで調整をして下さい)
みりん大さじ3
塩少々
くちなしの実
をいれて火をかけます。

4.沸騰したら中火にし落しぶた(ペーパータオルなどで)をして
20分から25分煮ます。
あら熱がとれたら冷蔵庫にて保管します。
このときの火加減は栗が踊らない程度の強さがおすすめです。

さいごに

栗の渋皮煮と栗の甘露煮…違いが伝わりましたでしょうか。
作り方が大変で時間がかかるのは渋皮煮ですね。
それでも、私は毎年作り渋皮煮作りを楽しんでいます。
大変なものも自分のペースで作れるようになると初めの頃
より大変と感じなくなりますね。
そして、お客さんの年齢層によりおやつにだすものも変わり
ますね。
幼稚園児などご家庭は子供のお友だちが来たときに栗の甘露煮
を出すと喜んでくれるのではないでしょうか。
ハロウィンの時期、お皿に盛りながら生クリームやスプレー
チョコ、チョコペンなどで飾り
つけをして出しても楽しめますね。
渋皮煮も忙しく働かれているママ友や職場の同僚にお裾分け
しても喜ばれます。
どちらも美味しいので空いている時間を見て作ってみて下さい！