生クリームの分離を復活させるには？原因は？失敗した時の再利用法も！

ケーキを作る時、生クリームの存在は欠かせませんよね。
他にもアイスやパフェのトッピングとしてなど、色々なところで
生クリームを使われることがあると思います。
その際泡立てて使われると思いますが、つい泡立てすぎてクリーム
がかたくなったりボソボソしたりしてしまったことはありませんか？
この分離してしまったクリームはもう復活できないのでしょうか。

実はいくつか復活させる方法があるのです。
また、なぜ分離してしまったのかその原因と、復活できなかった時
のためにクリームの活用方法についても紹介します。

生クリームの分離を復活させるには？

分離を復活させる3つの方法があります。

生クリームを入れる

乳脂肪分のおかげで元に戻すことができます。
同じ生クリームを使うため、風味を変えることなく生クリーム
を復活させることができます。

牛乳を入れる

牛乳に含まれている乳脂肪分により生クリームとなじみ、
元に戻すことができます。
牛乳は常に冷蔵庫にあるというご家庭も多いのではないでしょうか。
一番身近な方法ですね。

ヨーグルトを入れる

ヨーグルトは脂肪をまとめてくれる働きを持っているため、
元に戻すことができます。
ヨーグルトを入れることでクリームにツヤを出すこともできます。
クリームを戻す時は以下のことに注意して作業を行ってください。
温度が高くなってしまうと戻らないため、氷水で冷やしながら
行ってください。
泡だて器で混ぜるのではなく、ヘラでゆっくり全体を混ぜるように
してください。
生クリーム200mlに対して大さじ1の量を入れるようにしてください。

これら3つの方法で戻らない場合は、もう戻せません。
残念ですが、別の食べ方で召し上がってください。

生クリームが分離した原因は？

泡立てる際、生クリームの温度が上がってしまい、脂肪分が分離
してしまったことがあげられます。
もう一つは泡立てすぎたことにより、水分と油分が分離してしまった
ことがあげられます。

生クリームを失敗した時の再利用法は？

バタークリームにすることができます。
失敗した生クリームをさらに泡立てていきます。
水分が出てくるのでその都度捨てながら泡立てていき、とろとろのク
リーム状になったら完成です。
そのままパンに塗って食べたり、砂糖を加えてスコーンなどのお菓子に
つけて食べたりすることをおすすめします。

また、分離した状態の生クリームをそのまま材料として入れて使うこと
もできます。
ホットケーキやパウンドケーキを作る際に入れて焼くと美味しいです。

生クリームを泡立てる際の失敗しないコツは？

生クリームは温度が非常に重要なため、泡立てる直前まで冷蔵庫で
冷やしておきます。
水分や油分が器具についていると泡立ちにくくなるため、使う器具は
水分などついていないかきちんと確認してから使うようにしましょう。
できればボール、泡だて器も使う前は冷蔵庫で冷やしておくのが良いです。
泡立てる際は、氷水で冷やしながら行います。

空気を含ませるように混ぜ、とろみが出てきたら好みの硬さになるまで
様子を見ながら混ぜるようにします。
ハンドミキサーを使う場合は、低速で泡立てると良いです。
または、とろみが出たらハンドミキサーから泡だて器に切り替えて手動で
混ぜることもおすすめします。

動物性の生クリームで、乳脂肪分が高ければ高いほど、泡立ちやすいです。
よって混ぜすぎると分離につながってしまうので、クリームの硬さをよく
チェックしながら混ぜるようにしましょう。

さいごに

生クリームが分離してしまった時は、生クリーム、牛乳、ヨーグルト3つの
どれかの方法で復活させてみてください。
また、次回からは分離しないよう泡立てのコツをもう一度確認して、
美味しい生クリームを作ってくださいね。