ローストビーフの生焼けの見分け方は？焼き加減の確認方法と対処法は？

クリスマスにお正月など、家族でごちそうを囲んで楽しんだり、
家にお客さんを招いてホームパーティーしたりする機会が多くなりますね。

そんな時にローストビーフがあるとぐっと豪華さが増します。
いざ頑張ってローストビーフを作ってみると生焼けでがっかり、
ということもありがちですよね。

今回はローストビーフの生焼けを見分ける方法と、
生焼けになってしまった時の対処法をお伝えします。

ローストビーフの生焼けの見分け方は？

牛肉は豚肉と違って肉の内部までに細菌が入る事は無いので、
表面さえ焼くなどして加熱殺菌できていれば中は生でも食べる
ことができます。

ですが、やっぱり気になってしまいますよね。

焼きたてを切ってみた時にピンク色の肉汁が出るのは大丈夫です。
中の肉がピンク色になっていればアルミホイルに包んで放置しておきましょう。

気をつけたいのは、焼きたてをスライスしないようにして下さい。
試しに1ヵ所切る程度ならいいですが、熱いうちにスライスして
しまうと中の肉汁やうま味が流れ出てしまい美味しくなくなります。

では、切らずに焼き加減を確認するにはどうしたらいいのでしょうか？

切らずにローストビーフの焼き加減を確認する方法は？

切らずに焼き加減を簡単に確認するには、金串を使ってみましょう。

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ローストビーフが焼きあがったら、金串を反対側の表面まで突き刺します。
すぐに中心まで金串を戻し、10秒待ってから引き抜きます。
唇に当ててみて、冷たければ生焼けです。
暖かく感じればミディアムレア、熱いと思ったらウェルダン（焼きすぎ）です。

また、正確に見分けたければ料理用の温度計を使うといいです。

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中に刺してみて、54度ならレア、57度ならミディアムレア、60度ならミディアム、63度ならウェルダンです。

ローストビーフが生焼けだった時の対処法は？

表面を加熱してあればレアでも問題なく食べることができますが、
あまりにも赤い血が流れてきたら明らかに生焼けなので、もう少し
加熱する必要があります。

対処法としては、

いずれもやりすぎると火が通りすぎてしまうので、
少しずつ様子を見ながらやってみましょう。
きちんと焼けたかを調べるには、先ほどの金串や温度計を利用して
みて下さい。

さいごに

ローストビーフを切った時、はじめはピンク色でも時間が経つと
バラ色に変化すると思います。
それは肉の中に含まれるヘモグロビンが酸素に反応して変色するから
だそうです。
なので、見た目が真っ赤だとしても生焼けではありません。

生焼けかどうかを確かめるには金串や温度計を使って温度で確かめる
のが確実です。
ローストビーフは生焼けでもがっかりしますが、焼きすぎてしまうと
パサついて美味しくなくなりますので加減が難しいですよね。

焼きすぎてしまうと取り返しがつかないので、レシピ通りに焼いて中の
温度が低く生焼けだった場合、少しずつ再加熱して様子を見るのが
一番いいかと思います。
本番までに何度か試して作ってみると感覚がつかめますよ。
美味しいローストビーフができますように。