100均の土鍋の安全性は?　鍋以外の活用法は？　

寒い冬には美味しいお鍋。

気軽にお鍋をしたいな、土鍋でお米を炊くとすごく美味しいって聞くけど、どうなのかなと思いますよね。

100均でも土鍋がある時代、せっかくだったら安くて美味しいものが食べたいもの。
けれど安すぎる土鍋って大丈夫と不安に感じることがありますよね。

でも100均の土鍋に大丈夫なものはあるのか、みんなが気になる100均の土鍋事情やその活用方法についてご紹介します。

100均の土鍋の安全性は？

基本的に食器についている絵や模様は下絵と上絵という2つの手法で色付けがされています。

100均で売られている食器はまず、下絵という手法で絵や模様がつけられています（上絵という手法は下絵に比べて手間がかかり、中国製だとしても100円の値段では売ることが難しいからです）

食器つまりは陶器に出る可能性がある有害物質といえば、腎機能障害を引き起こすカドミウムと鉛です。
この2つは即効性のある有害物質ではありません。

蓄積された上で人に害を起こすものですので、国内では食品衛生法によって、摂取に関しての基準が設けられています。

国内ではこの基準がしっかりしていますので、有害物質が下絵の陶器から出るということがありえないことでした。

ところが、近年鉛の基準値を超える陶磁器が国内で販売されていることが分かったのです。
この陶磁器は中国製で、耐水性や色付けをする際に使われる釉薬に鉛を多く含ませたとのことです。
鉛を入れると低温でも色つやが出ますので、燃料のコスト削減に使っていた可能性もあります。

もし100均で土鍋を買うことがあるのなら、国内製の土鍋を買うことがおススメです。
国内製の土鍋で、鉛が基準値以上に出るということはありえません。

100均の土鍋の活用方法は？

100均の土鍋ってそれほどサイズが大きいとは限りません。
一人暮らしに便利なサイズも多いです。土鍋を使って鍋をしたけれど、もっと日常的に活用する方法がないかという方もいるでしょう。

そんな方はぜひともお米を炊きましょう。
意外と簡単にできますので、おススメです。

お米を30分は水につけて、強火でぐつぐつと沸騰するさせます。
その後火を弱くして、ふつふつに炊きます。
お米が炊けたら、２０分は蒸らしましょう。

土鍋の基本的な使い方である、底は濡らさない（濡れると火にかけている時に割れることがあります）また炊きあがりまでは、絶対に蓋をずらしたり、開けたりしないようにすれば、土鍋を使うのに不慣れでも大丈夫です。

一人用の土鍋のサイズですと、1合くらいですので、多すぎず少なすぎず便利ですし、炊きたてのごはんを楽しめるというのは何よりの贅沢です。

まとめ

土鍋を使いたいですけれど、100均の値段のものだとものが悪いのではないかと不安になることもあるでしょう。

確かに国外製のものですと、日本とは違う基準で作られることがあり、健康不安もあります。
しかし国内製であれば品質は保証されていますので、100均の土鍋としても安全です。

土鍋の使い方も今回は王道であるお米の炊き方についてご紹介しましたが、インターネット上では主食からお鍋、デザート等の様々なレシピが載っていますので、探してみることもよいですね。

お鍋でほっと身体を温めて、寒い冬を楽しく過ごせることをお祈りしています。