子供の目の花粉症対策に安全なメガネはあるの？効果は？人気なのは？

2016/02/28 2016/03/09

花粉症で目が痒くて充血し、瞼は腫れて涙が止まらない・・・
とても辛いですね。
最近は花粉から目を守る為に、花粉対策用のメガネが色々なメーカーから販売されています。
子供用もありますが、果たして有効なのでしょうか。

子供の花粉症対策　メガネは必要？

花粉症での目の痒みは集中力も低下するので、勉強にも支障が出てしまったりします。
目薬で痒みを抑える事も必要ですが、あくまでも症状を緩和させる為ですよね。
それよりも、原因物質である花粉を出来るだけ目の周囲に付着させない様に予防対策する事も大切です。

予防対策として、花粉対策用のメガネはとても有効です。
最近では子供用もたくさん販売されていますね。

しかし、取り扱いには注意が必要です。
花粉が目の周囲に付着しない様に設計されている為、メガネの張り出し部分がとても顔に近いですよね。
その形状によって、思わぬ怪我をしてしまう事があるのです。
運動をしていてぶつかってしまった、あるいは転んでしまった、そんな時に張り出した部分が目の周囲に強く当たります。
そのせいで、何針も縫うほどの怪我をしたと言う事例もあるほどです。

国民生活センターでも注意を促しています。
子ども用の花粉防御用眼鏡による顔のけがに注意では、主な事例や問題点などが掲載されています。
子ども用の花粉防御用眼鏡の安全性－衝突や転倒などによる目の周辺のけがを防ぐために－では、材質や安全性のテストの結果や業界からの意見と対応などが掲載されています。

大人と違って子供の場合は遊んでいると夢中になって思いっきり転んだりするので、花粉対策用のメガネを使用する際は注意が必要ですね。

子供の花粉症対策でメガネの効果は？

花粉対策用のメガネは、子供でも効果は高いです。
だからと言って高い効果だけを求めて、販売しているメーカーなどが出している花粉のカット率だけで選んでしまうと失敗する恐れがあります。

花粉対策用のメガネは、顔にフィットする様に作られていますよね。
でも、人の顔は皆同じ形をしているわけではないので、人によってメガネの当たり方が違うのです。
強く当たってしまうと痛みが出てしまいますし、隙間が多くなればカット率も下がってしまいます。
また、隙間がとても少なくてカット率の高いものだとレンズが曇りやすい事もあります。
常にかけて長時間使用する場合などは、痛みや不快感があっては辛いですよね。

運動をする場合は、怪我をする危険も考えましょう。
通常のメガネタイプではなくゴーグルタイプもあるので、そちらの方が運動には適しています。
どう言う時にどの位連続して使用するのかによってフィット感やカット率を考え、子供に合ったものを選んであげたいですね。