ガーベラの鉢植えを長持ちさせる方法は？育て方は？花が枯れた時は？

2016/04/25

母の日の贈り物と言えば花、中でもカーネーションが代表的ですね。
だからと言ってカーネーションばかりでもありません。
実はガーベラも多いのです。
ガーベラの鉢植えを貰った場合も、出来るだけ綺麗に長持ちさせたいですよね。

今回はガーベラの鉢植えを長持ちさせる方法や育て方についてお話ししていきますね。

ガーベラの鉢植えを長持ちさせる方法は？

ガーベラは、日光をとても好む花です。
日当たりの良い場所に飾り、十分に日光を浴びさせてあげましょう。
でも、夏季の暑さには弱いので注意が必要です。
暑い時期の直射日光は避けて、間接的に当たる様に、日の射し込む風通しの良い所に置いてあげると良いですね。

もう一つ、ガーベラが好むのは乾燥気味の場所です。
水やりは、土の表面が乾いてからあげる位がちょうど良いです。
土の表面が湿っている時に、更に水やりをしてしまうと、蒸れて根腐れを起こしてしまいますよ。
花や葉に水が掛かると傷み易くなってしまうので、直接土に水がかかる様にします。

屋外に飾っている場合は、雨にも気を付けた方が良いですね。
やはり花や葉に掛かると傷み易いので、雨に濡れない場所に移動しましょう。
梅雨の時期は雨が多くてじめじめしていますから、雨や湿気などの水分には特に気を付けた方が良いですよ。

ガーベラの鉢植えを長持ちさせる育て方は？

ガーベラは日当たりの良い、多少乾燥した環境で育てると良いですね。
葉が多く茂っているのに花が余り咲かないと言う場合は、日光が不足している事が考えられます。
日光が多く当たる様にしてあげると、沢山の花が咲きますよ。
花が咲く時期には、液体肥料を10日に1回程度あげましょう。

肥料の成分で窒素が多く含まれているものは、葉は大きく、よく茂りますが花は咲きにくくなってしまいます。
窒素が多く含まれているものは、避けた方が良いですね。

ガーベラが罹りやすい病気に、うどん粉病があります。
うどん粉病は春や秋によく見られ、葉や茎に白い粉の様なものが付着します。
そのままにしておくと育ちが悪くなって枯れてしまうので、うどん粉病に罹っていると思われる葉や茎を見付けたら、それ以上被害が拡大しない様に直ぐ取り除きましょう。
被害が治まらない場合は、うどん粉病に効く薬剤も売っているので使ってみると良いですよ。

冬の寒い時期は葉も全て枯れて休眠しますが、春になって暖かくなるとまた芽を出します。
冬の間は霜や凍結に気を付けて、室内の日当たりの良い場所に置いてあげましょう。
よく育って来ると、鉢の中で根が一杯になって根詰まりを起こしてしまいます。
根詰まりを起こすと、育ちが悪くなります。
その場合は、植え替えを3～4月か9～10月頃に年1回は行なうと良いですね。
植え替えの方法は、鉢から抜いて、根を傷付けない様にほぐしながら土を落とします。
植え替え先を一回り大きな鉢にする場合はそのままでも良いですが、鉢の大きさを変えたくない場合は株分けをします。
株分けの方法は、植え替えの土を落としてある状態の時に、株と株の間を切って増やします。
株分けをすると、花付きが良くなりますよ。

ガーベラの花が枯れてしまった時は？また咲く？

枯れてしまった花は、茎の付け根から切り取ります。
これは傷んだ部分を広げない為と、まだ元気でこれから成長する部分に日光と栄養を十分に行き渡らせる為です。
蕾のある所やこれから出て来る所によく日光が当たる様にしてあげると、また次の花が咲いて来ますよ。
寒さや暑さのせいで、傷んで枯れてしまう事もあります。
ガーベラは発芽適温が20℃で生育適温が20～25℃です。
また、5℃以下で成長が止まり、0℃では休眠します。
枯れてしまった時の環境が適切ではなかった場合は、適切な温度で日光が当たる場所に移動してあげると良いですね。