カーネーションの鉢植えが長持ちする？寿命は？花が咲き終わった後は？

母の日に貰ったカーネーションが鉢植えだったら、どうお手入れをすれば良いか悩んでしまうお母さんも多いのではないでしょうか。
出来るだけ多くの蕾を咲かせたいですし、花が終わってもまた次を楽しみたいですよね。

今回はそんなお母さんの為にカーネーションの鉢植えを長持ちさせるコツや花が咲き終わった後のお手入れの方法などをお話ししていきますね。

カーネーションの鉢植えを長持ちさせる方法は？

鉢植えでも、母の日のプレゼント用にラッピングされている事が多いですよね。
キレイにラッピングされていると思わずもったいないと思いそのまま飾るなんてコトしていませんか？
カーネーションは蒸れに弱い花なので、ラッピングなどの飾りは直ぐに取ってあげましょう。

鉢の底を見てみて、根が出て来ている様であれば、鉢の中で根がいっぱいに広がって詰まっている状態です。
そのままだと根詰まりを起こしてしまうので、一回り大きな鉢に移してあげましょう。
移す時は、鉢を斜めにして角をトントンと叩くと取り出しやすくなりますよ。

肥料を与える場合は、液体肥料は2週間に1回、化成肥料は1ヵ月に1回程度与えると良いですね。

蕾を多く咲かせるには、花のお手入れも必要です。
色褪せて変色しているものや、萎れて来ているものは早めに花の根元を切って取り除きましょう。
蕾の状態でも、中身がないスカスカのものは咲かないで腐ってしまうので、根元を切ります。
こうする事で、新しい蕾が上がって来るので長持ちしますよ。

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カーネーションの鉢植えに寿命ってあるの？

切り花だと1週間持つか持たないかくらいですよね。
しかし、鉢植えの場合はお手入れをしていて条件を満たしていれば、翌年も花を咲かせます。
花が咲かない時期は、3分の1程度切り取って、日に当てておきます。
土の上に出ている部分が枯れてしまっても、根の部分だけが生きています。
夏は暑くなり過ぎない様に直射日光には当てず、冬は寒くなり過ぎない様に室内の日の当たる場所に置くなどしましょう。

カーネーションは虫が付きやすく、病気にも罹りやすいです。
虫が付いていたら、直ぐに園芸用の殺虫剤で駆除します。
カビなどが付いていた場合は、広がらない様にカビの付いている部分を取り除きましょう。

虫や病気などの被害も小さく、お手入れをきちんと行なっていれば、翌年また芽が出て来ますよ。

カーネーションの花が咲き終わった後のお手入れは？

カーネーションには、一季咲きと四季咲きがあります。
一季咲きと言うのは年に1回、4月～6月頃に花が咲くものです。
四季咲きと言うのは条件が合えば年間を通して咲くもので、4月～6月頃と9月～10月頃に花が咲きます。
最近では、四季咲きが多いですね。
どちらの種類でも、休眠時期はあります。

休眠しているからと言って、何もしないと枯れてしまいますよね。
花が一通り咲き終わったと思ったら、切り戻しを行ないます。
根元から半分位の高さの所で、茎を切るのです。
一季咲きなら6月中旬頃に、四季咲きなら6月中旬頃と10月中旬頃に行なうのが大体の目安ですよ。

そして、休眠時期にも水と日光は与えます。
肥料に関しては、生育時期ではないので与えなくて大丈夫です。
水やりは、花が咲いている時期よりは少なめになります。
あげるタイミングは、花が咲いている時期と同様に土が乾いてからです。
日光に当てる時は、夏は蒸れや暑くなり過ぎない場所で、冬は室内の窓辺などが良いですね。
カーネーションは、夏の暑さにも冬の寒さにも耐えられません。
夏はなるべく直射日光が当たらない様に、冬は気温が5度以下にはならない様に気を付けましょう。

さいごに

カーネーションは、花が終わってもお手入れをしてあげる事で、次の時期に花を咲かせてくれます。
特別難しい管理が必要な訳でもないです。
花が咲いていない時期にもお手入れをして、また綺麗な花を咲かせてくれる事を楽しみにしたいですね。