母親がインフルエンザになったら育児は？幼稚園は？子供への感染を予防する方法は？

2018/01/26

母親がインフルエンザになってしまうと、当たり前のように進んでいた日常が止まってしまうことがあります。
とくに送り迎えの必要な小さな子どもがいる場合は対処に困ることも多いのではないでしょうか。

今回は、母親がインフルエンザになってしまったときの育児や感染を予防する方法についてお話しします。

母親がインフルエンザになったら育児はどうする？

小さな子供がいる母親がインフルエンザになってしまうと家の中は大変です。
少しでも体を休めて回復するためにも、元気なようであれば子どもは学校や幼稚園に行かせた方がいいでしょう。

公立小学校の場合、家族がインフルエンザにかかっても本人が感染していない場合は登校してもいいことになっている学校がほとんどです。
大人はウィルスをばらまかないように配慮ができるため、意外と子どもにはうつらずに収束することも多いようです。

保育園や幼稚園など、子どもが行かれる場所がある人はいいのですが、まだ幼稚園にあがる前の未就園児がいるときには、周辺保育園の一時保育を利用してみるといいでしょう。
公立保育園では「緊急保育」という名前で、一時保育の受け入れをしていることがあります。
「一時保育はいつも満員」と思って諦めず、電話で問い合わせてみましょう。
緊急保育は、保護者が急病になったり、冠婚葬祭の用事が入ったりしたときなど「緊急事態」に対応してくれる制度です。
いつもの一時保育とは別枠で利用できることもあります。

母親がインフルエンザになったら幼稚園や送迎は？

母親がインフルエンザになってしまったときには、保育園や幼稚園の送迎にも出ないようにしましょう。
「ちょっとだけだからマスクをすれば大丈夫」と思うかもしれませんが、その後にインフルエンザの感染者が出てしまうと、あらぬ噂をたてられてしまう可能性もあるのです。
送迎は感染していない家族にお願いするようにしましょう。
母親が無理なら父親と思うかもしれませんが、幼稚園の送迎は9時前後が多く、すでに出社時刻を過ぎていることもあります。
そんなときには、早朝保育を利用してもいいでしょう。
もしも早朝保育も利用できず、頼れる家族もいないときには思い切ってシッターを雇ってみる方法もあります。
「シッター」というと「ベビーシッター」をイメージしますが、実は送迎に特化したシッターもあるのです。
料金も短時間だからお手頃価格になっています。

子供への感染を予防する方法は？

母親としては、なんとしても子どもにうつさないようにしなければと考えます。
子どもは母親が病気になってしまうと心配になり、いつも以上に「ママ―」と近寄ってきてしまうものです。
もしも子どもを預けられる祖父や祖母がいるならば、思い切ってお泊りに出してみましょう。
母親は、子どもが目の前にいると、どうしても頑張ってしまいます。

インフルエンザの一番辛い時期は、発症してから3日程度です。
1泊2日だけでもいいから日頃から子どもを預けられる場所をみつけておくといいでしょう。