インフルエンザ予防にはヨーグルトのr-1?乳児もOK?免疫力アップの食材は?
2016/07/13
インフルエンザ対策にr-1がいいって聞いたけど、本当のところはどうなのでしょうか。
r-1ヨーグルトの何がそんなにいいのか、乳児に飲ませても問題ないのか。
実際r-1を飲ませてみようと思ったけど、値段が高い! 毎日なんて無理!って思われたママも多いのではないでしょうか。
そんなママの為に、r-1ヨーグルト以外で免疫力をアップさせる食材や、その食材を使った簡単なレシピも載せているので是非見てってくださいね。
インフルエンザ予防にヨーグルトのr-1は効果あるの?
R-1とは、「乳酸菌R-1」正式名称を「ラクトバチルス・ブルガリクス」と言います。明治乳業の長年の研究により発見された、特殊な能力のある選び抜かれた乳酸菌なのです。
明治乳業が60歳以上の高齢者を対象に、乳酸菌r-1を使ったヨーグルトを摂取するグループと、牛乳を飲むグループに分けて継続して摂取してもらう、という実験を行ったそうです。
その結果、乳酸菌r-1を継続摂取したグループのほうが風邪をひきにくくなるという結果が出たそうです。
また、児童を対象に乳酸菌r-1を継続摂取してもらった結果、インフルエンザの感染率が激減したそうです。
近隣の児童と比べて、感染率が10分の1ということなので、かなりの効果だと思います。
そしてこの乳酸菌r-1、もともと備わっている免疫細胞のサポートをする能力もあるのです。
体の中にはナチュラルキラー細胞(NK細胞)という、免疫細胞があります。
NK細胞とは、全身をパトロールしながらガン細胞やウイルスなどを見つけて、すぐに攻撃してくれるリンパ球のことです。
このNK細胞を活性化させる力があるのが乳酸菌r-1なのです。
キラーというくらいですから、ウイルスを殺すほどの力がある細胞をさらに強化させるなんて、r-1、すごいですね。
r-1ヨーグルトは乳児が飲んでもok?
明治から発売されている「明治プロビオヨーグルトR-1」から摂取することができます。
明治が特許を取得していますので、他社のヨーグルトには乳酸菌r-1は含まれていません。
カップタイプとドリンクタイプがあり、ブルーベリー味や低脂肪のものも発売されています。
乳製品のアレルギーがなく、離乳食完了期くらいで3回食が安定しているお子さんなら、摂取しても問題ないでしょう。
ただし砂糖の甘みがあるので、気になる場合は量を加減して食事に影響がないように与えると良いでしょう。
ドリンクタイプで「低糖・低カロリー」のものも発売されています。
r-1以外で免疫力をアップさせる食材は?
乳酸菌R-1の他にも免疫力を上げる効果がある食材はあります。
ポイントは「腸内環境を整える」と「白血球の活性化」です。
免疫力の7割は腸で作られる、という説もあるくらいなので腸内環境を整えるということは、免疫力がアップするということでもあるのです。
白血球は体中を流れてウイルスを見つけます。
先ほど出てきたウイルスをやっつける頼もしいNK細胞、あれも白血球の種類一つなのです。つまり白血球の活性化することで、免疫力があがるということになるのです。
ビフィズス菌入り乳酸菌飲料・納豆・バナナ・キノコ類・かぼちゃ・さつまいも など
[白血球を活性化させる食材]レタス・白菜・大根・小松菜・ブロッコリー など
まとめ
離乳期のお子さんにも、調理方法を工夫して与えることができると思いますので、上手に取り入れてインフルエンザに立ち向かいたいですね。
でも「免疫力を高めるためにコレを食べなきゃ!」と偏らずに、バランスのよい食事を心がけることが一番大事なことです。
関連記事
-
赤ちゃんのサンダルの選び方は?おすすめは?靴下は必要?
夏でも元気に遊ぶ子供たち。 足の発育のことを考えるとしっかり足にフィットするスニ …
-
子供が手洗いを嫌がってしてくれない!習慣にさせる方法と便利グッズ
天気がいい日の外遊びは、子供にとっても大人にとっても気分転換になりますね。 でも …
-
うがいって子供はいつからできるようになる?ブクブクうがいの教え方とガラガラうがいも!
幼児の歯磨き後のぶくぶくうがいや、風邪予防のガラガラうがい、いつごろから教えたら …
-
自転車を公道で乗っていいのは何歳から?保護者と一緒なら?
子供が自転車にうまく乗れるようになると、公道を走りたがるようになります。 大人と …
-
汗かきな子供の頭の汗、臭いや対策について
子供が汗っかきだとお母さんもいろいろと大変なものですが、そんな「子供の汗」に悩ん …
-
唇の乾燥対策で赤ちゃんはどうする?切れてしまった時は?
赤ちゃんの肌はとてもデリケート。 特に唇の皮膚は他の皮膚に比べて薄いので、乾燥や …
-
子供に土踏まずがないとどうなるの?作る方法は?
子供の土踏まずって気にしたことありますか? 最近の統計では、「5歳の子供の約半数 …
-
生ハムを子供が食べてもいいのは何歳から?塩分を抜くには?喜ぶレシピも!
子供は、成長とともに色々な食べ物に興味を持ち、大人が食べている物を欲しがったりす …
-
赤ちゃんの唇にできた吸いだこは治る?予防方法は?白いのはなぜ?
産まれたばかりの赤ちゃんの唇には、吸いだこができることがあります。 これは赤ちゃ …
-
虫歯予防にシーラントはどうなの?子供にやるデメリットや費用は?
虫歯予防としてフッ素塗布などを実践されている方は多いですが、最近ではシーラントと …