顔にシミが増える原因は?有効な紫外線対策でビタミンCは朝夜どっち?
2016/03/13
20代の頃には目立たなかったシミも、30代突入すると徐々に目立ってきますよね。
シミがたくさんあるとどうしても老け顔に見えてしまうので、いつまでもきれいな肌でいたいなら、紫外線対策する事がとても大切ですよ。
今回は、顔のシミが目立ってきて、もっと増えてしまわないか不安な人必見!
シミや紫外線対策についての情報をお伝えしますね。
顔のしみが増えるのは?なぜ30代になるとシミが目立つようになるの?
20代の頃は新陳代謝が活発なため、紫外線の影響で日焼けをしても、肌のターンオーバーの速度が速く、28日程度で古い角質がはがれ落ち、きれいな肌に戻ります。
ところが30~40代になると肌のターンオーバーは45日程度に。加齢によって機能が低下することにより、肌がくすむ・シミが増える・シミが濃くなるという症状が現れます。
シミに有効な紫外線対策の方法は?
波長が長い紫外線A波(UV-A)は、肌の奥深くまで到達し、じわじわと肌に様々な影響を及ぼし、シミやしわの発生に大きく関わっています。
紫外線B波(UV-B)は肌が赤くなる日やけの主な原因。コラーゲンを変性させ、これがしわなどの原因に。そして肌表面の細胞を傷つけ、炎症を起こすので、皮膚ガンやシミの原因になります。
まずは、紫外線を浴びないように帽子やサングラス、日傘などで物理的にブロックしてください。そして日焼け止めを塗り、肌に紫外線のダメージを与えないことが大切です。
よく日焼け止め製品に書いてあるSPFはUV-Bの防御指数、PAはUVAの防御指標のことで「SPF30/PA++」と表記がある製品であれば、数時間の外出でも紫外線をブロックできます。
とはいえ、時間が経つと汗や皮脂の影響でとれてしまうので、3~4時間おきには塗りなおすことが必要です。
日焼け止めはSPFやPAの数値が高ければ高いほど、肌の刺激になるため、肌が弱くすぐに赤くなるタイプの人は「SPF10~20/PA+」と表記のある製品を選んでくださいね。
また、紫外線カット剤を含む化粧下地やファンデーションも販売されていますので、
そういった製品を選んで紫外線から肌を守るという方法も有効。
どちらの日焼け止めも肌に直接塗るものですので、塗りっぱなしだと肌のダメージになってしまいます。夜寝る前にはしっかりオフしましょう。
更にビタミンA、E、Cを多く含んだ食材や抗酸化作用のある食材を積極的に摂ることも、シミやそばかすの原因となるメラニン色素の生成を抑えるので、体の内側からの紫外線対策になります。
ブロッコリー(葉酸やビタミンA、C、E)、アーモンド(ビタミンE)、トマト(リコピン)、にんじん・さつまいも・かぼちゃ(βカロチン)、魚(日光から肌を守る効果のあるオメガ3脂肪酸)、お茶(黒、白、緑色のお茶にカテキンやポリフェノール)等が紫外線に対して有効と言われていますので、普段の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ビタミンCを摂ったり塗るのは朝と夜どっち?
ビタミンCを効果的に摂取したい場合、朝だけ摂取するのではなくこまめに摂取する必要があります。というのは、ビタミンCは水溶性のビタミンのため、摂取しても2~3時間で体の外に出てしまうからです。朝、昼、夜の食事の時に、ビタミンCを積極的に摂るようにしましょう。
ビタミンC入りの美容液は朝使用しても問題はありません。朝使用するとシミが濃くなる、と誤解されている方がいますが、ビタミンCを多く含むレモンの皮に『ソラレン』という成分があり、これが紫外線を吸収しようと働きかけるためレモン汁を入れた手作り化粧品を朝使用した、というような場合にシミが濃くなってしまうのです。
市販のビタミンCを含む美容液は、肌の安全を考えて作られているため、朝使用するとシミが濃くなるということはありません。
ですが、効果的にビタミンCを含んだ美容液を使用したい!と考えている方は、朝よりも夜の使用がオススメ。肌ダメージは睡眠中に回復されるため、夜に使用するがより高い効果が期待できますよ。
さいごに
シミができてしまってなかなか消えない…という場合には、美白化粧品を使用したり、クリニックで専門家からのアドバイスを受けたりすることがオススメです。
今、紫外線対策しておくことによって、5年後、10年後、20年後のお肌に大きな差があることは間違いないので、きれいな肌を保つためにしっかりと対策しておきましょう。
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