インフルエンザで看病する時の食事の選び方は？子供が食べない時はどうすれば？

インフルエンザの患者を看病するとき、一番頭を悩ませることが食事です。
高熱で食欲はないけれど、なにか口に入れないと体力が落ちてしまいます。

今回は、インフルエンザの人を看病することになったときの食事の選び方と食欲がないときの対処方法についてお話しします。

インフルエンザで看病する時に食事は何を選ぶ？

インフルエンザの人を看病するとき、まず「食べさせなきゃ」と思うものです。
病気を治すためには、体力をつけることがポイントですが、インフルエンザで高熱が出ているときには食欲が落ちてしまいます。

インフルエンザは、発症してからの4日間程度は熱が高く食欲がわかないものです。
固形物を食べさせるというよりも、脱水症状にならないように飲ませる・水分を摂らせることに注意しましょう。

水分は、糖分と塩分が含まれているものを選びます。
スポーツドリンクやリンゴジュースなどが飲みやすいかもしれません。

少し食欲が出てきたら、水分の多い食事だと食べやすく感じます。
おかゆやすいとんなど炭水化物を中心とした食事から始めてみるといいでしょう。

インフルエンザの食事で子供には？

インフルエンザのときには、食事のタイミングを朝昼晩と決めないほうがいいでしょう。
熱が高いときには「飲む」ことで終わり、起き上がるたびに少しずつ口に入れるようにします。
好きな時に食べられるように、枕元に軽食を置いておくと便利です。

インフルエンザに限らず、病気で食欲がないときには食べたいものを食べたいだけで進めていくと本人も看病する人も気が楽になります。

とくに小さな子どもの食事は「栄養バランス」を考えてしまいがちですが、病気のときに苦手な野菜や固いタンパク質はなかなか飲み込めないものです。
いつもならおやつとして出すホットケーキやアイスクリームでも、食べられるようならば食べさせてあげるようにするといいでしょう。

インフルエンザで子供が食事を食べない時はどうすれば？

インフルエンザのように高熱が出て食欲が落ちることは、意外と多いものです。
とくに小さな子どもは「食べなきゃ治らない」という意識がないため、食べたいと思う食事を親が選んであげる必要があります。

大人でも、好きな物ならば病気のときでも少しは食べられることがありますよね。
子どもも同じです。
インフルエンザは、1度かかれば終わりというわけではなく、来年も再来年もやってくるかもしれません。
そのときに備えて、高熱のときに食べた物があればノートや母子手帳に書き留めておくといいでしょう。
そして、保存ができるものがあれば、急病用にストックしておくと安心です。

さいごに

インフルエンザにかかった人は、高熱にうなされとても辛そうに見えます。しかし、高熱が続く日数は約4日間と言われています。辛いときには無理に食べさせようとせず、食欲が戻ったときに備えて、食事の準備をしておくといいでしょう。