インフルエンザに家族がかかったら会社に報告は必要？仕事は休む？マスクは？

インフルエンザは自分自身が元気でも、家族がかかれば対処が必要になります。
インフルエンザの場合、幼稚園や学校は出席停止となりますが、仕事も休むべきなのでしょうか？

今回は、インフルエンザに家族がかかったら仕事はやすむべきか、についてお話しします。

インフルエンザに家族がかかった時点で会社に報告すべきか？

インフルエンザに家族がかかってしまうと、自分は元気でも「出社していいのかな」と迷ってしまうことがあります。
インフルエンザは風邪と違い、感染力が非常に強いため、幼稚園や学校では出席停止となっています。

医療関係の会社や病院で働いている人は、毎年インフルエンザのワクチンを接種するように決められていることが多いようです。
感染リスクが高い場所に出入りするため、家族や同僚にうつさないことが目的でしょう。
ワクチン接種は、たしかに重症化を防ぐと言われていますが、絶対にワクチンを接種すればうつらないというわけではありません。
ワクチンを接種した人でもインフルエンザの兆候がみられたときには無理をしないようにしましょう。

ワクチン接種と同様に、インフルエンザに家族がかかったときの対処方法も会社ごとに異なります。
本人が感染していなければ出社していい会社もあれば、家族に感染者が出た時点で自宅待機という厳しい会社もあります。
会社が扱う商品や社員数によっても対処が違うため、インフルエンザに家族がかかったときには、念のため対処方法は上司や先輩に相談しておくと安心です。

インフルエンザに家族がかかった時、会社は休むべき？

インフルエンザに家族がかかったとき、状況によっては会社を休む必要があります。
例えば、高齢の親がインフルエンザにかかったときには、重症化する危険があります。
また、小さな子どもがいる母親がインフエンザにかかってしまったら、子どもを面倒みるために父親が会社を休む必要があるでしょう。
インフルエンザに家族がかかってしまったとき、家族の誰かのために会社を休むことは意外とよくある話なのです。

しかし、会社を休む理由が家族のためでないこともあります。
それは、会社の席の近くに妊婦がいたり、社員数が少ない会社であったりする場合です。
妊婦は、インフルエンザにかかっても妊娠週によっては薬を飲むこともできません。
妊娠中の病気は、結果的に問題はなかったとしても、無事に出産するまで心配の種になってしまいます。
会社内に妊婦がいる場合は、気を利かせてお休みしたほうがいいかもしれません。

また、社員数が少ない会社は社員数名が休んでも業務に大きな影響が出てしまうことがあります。
「うちの会社は人数が少ないから、無理してでも行かなくちゃ」と思うことは、実は迷惑かもしれません。

家族がインフルエンザになった時、会社にマスクはしていくの？

インフルエンザに家族がかかったときの対処方法は、会社によって異なりますが、多くの会社は、本人がインフルエンザでない限り出社していいとしています。
しかし「出社していいことになっている」と堂々と出社するのではなく、インフルエンザが潜伏していることを想定して「うつさない」気持ちを行動で示しましょう。
マスクをして出社することは最低限のマナーです。

さいごに

インフルエンザは潜伏期間中から感染力を持っています。家族がインフルエンザにかかっているときには、いつも以上に自分の体調に気を配り、異変を感じたらすぐに受診するようにしましょう。