ランドセルにかける予算はいくら？値段の違いは何？ランドセル選びのポイントは？

ランドセルの値段は、どんどん高くなっています。
最近は10万円越えのランドセルもたくさん登場していますが、あっという間に売れてしまう店舗も続出しているのです。

今回は、ランドセルにかける予算についてお話しします。

ランドセルにかける予算は高ければ高いほどいいの?

ランドセルにかける予算の平均は4万円程度と言われています。

ただ、実際に店舗に並んでいるランドセルをみると、8万円前後のランドセルも多く、子供に「このランドセルが欲しい」と言われると、多少無理をしても子どもが好きなランドセルを買う人が多いようです。

ランドセルの値段には幅があります。
高いランドセルの方が「いいモノ」という気がしますが、実際に子どもが背負うようになると「このランドセルは高い」と一目でわかるものは少ないのです。
ランドセルの値段は、素材とブランドが強く影響しています。

「革の宝石」と言われるコードバンを使ったランドセルは10万円以上で販売されています。
人工皮革とは違い「輝くような光沢と耐久性」が魅力ですが、軽さを追求した人工皮革と比べるとかなり重たくなっています。
ランドセルのモノとしての価値だけに注目するならば、値段が高ければ高いほどいいモノなのかもしれません。
しかし、ランドセルを使うのは子どもです。
子どもにとっていいモノは、値段とは関係ないところにあるのかもしれないですね。

ランドセルの値段の違いは何？

高いランドセルと安いランドセルの違いは、見た目だけではわからないでしょう。

有名ブランドのランドセルならば、外側側面にブランドのタグが縫い込まれていたり、プレートが打ち込まれていたりするため、一目でわかります。
ただ、有名ブランドのランドセルといっても、ランドセルを作っているメーカーはブランド本体ではないことがあります。
同じメーカーが製造したランドセルであっても、ブランドの名前をつけて売られたランドセルとそうでないものとでは、値段に大きな差が出てくるのです。

ランドセルを選ぶときには、ただ値段で良し悪しを判断するのではなく値段に隠された理由に注目してみるといいですね。

ランドセル選びのポイントは？

ランドセルの中には1万円程度の安いものもあります。
あまりの安さに「6年間使えないのではないか」と心配になる人も多いようです。
安いランドセルを買うときには、多少注意が必要になります。

まず、安いランドセルは原価を安くするために、材料の質を下げていることもあるのです。
革やクラリーノ（良質な人工皮革）を使っているランドセルは、多少の擦れはできても使えなくなるほど壊れることはないでしょう。
一方、極端に安いランドセルは金具がとれてしまったり、型崩れが激しかったりすることもあるようです。

安いランドセルを買うときには、もしも卒業までに壊れてしまったら無料保証はあるのかを確認しておくといいでしょう。

さいごに

ランドセルの値段は、ブランドや素材だけでなく機能にも関係していることがあります。
子どもは楽しい機能があるランドセルを好みますが、実は使わない機能もたくさんあるのです。
余計な機能にお金をかけることがないように、親の目でしっかりとチェックしてみましょう。