ランドセルを買うときにカバーは必要？笛ケースなどの付属品は？

ランドセル売り場には、ランドセルとお揃いのカバーや笛ケースが並んでいます。
ランドセルを買うついでにセットで買いたくなりますが、実は無駄な買い物になってしまうことも多いのです。

今回は、ランドセルのカバーや笛ケースなど、付属品についてお話しします。

ランドセルのカバーは必要？

ランドセル売り場には、ランドセルのカバーが一緒に売られています。
新しいランドセルを傷から守るために、カバーをつけたくなる気持ちもわかりますが、実はカバーは小学校によっては使わないことも多いのです。
多くの公立小学校では、入学すると1年生の間だけランドセルに黄色いカバーをつけるように指示されます。
黄色いカバーは、学校から支給されるため、せっかく買ったカバーはつけられなくなってしまうのです。

ランドセル用のレインカバーを買う人もいます。
しかし、雨の日はランドセルにレインカバーをつけるよりも、ランドセルごと覆えるポンチョ型のレインコートを着させた方がいいかもしれません。
なぜならば、雨の日の昇降口はとても混むのです。
子どもたちがギュウギュウの昇降口で、ランドセルカバーを外したり、レインコートを脱いだりすることは大変なことかもしれません。

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ランドセルごと覆えるポンチョ型レインコートならば、レインコートを脱ぐだけで終わります。
脱いだレインコートは、ビニール袋に入れれば済むように、ポケットの中にビニール袋を入れてあげるといいですね。

ランドセルの付属品は一緒に買った方がいいの？

小学校に入ると、3年生ごろから笛の練習が始まります。
笛は、ランドセルに入れにくいため、ランドセルの横につけられるケースも売られているのです。
しかし、小学校によっては、ランドセルの側面にケースやキーホルダーをつけることを禁止していることがあります。
側面に突起物がつくことで、思わぬ事故につながってしまうからです。

ブランドによっては、ランドセルとセットになっている笛ケースが売られていることもありますが、笛ケースは別売りになっているため、入学後に買うこともできます。
入学してから、学校に使用可能かを確認してから買っても遅くはないのです。

ランドセルの付属品でおすすめは？

ランドセルの付属品の中でもチルトプレートはおすすめです。
チルトプレートとは、ランドセルで有名なセイバンから出ているランドセルの底敷です。

低学年のときは、教科書の冊数が少ないため、どうしてもランドセルの中で教科書があっちにいったりこっちにいったりしてしまいます。
子どもは、背中側に重心がきているときには歩きやすく感じ、外側に重心が行ってしまうと歩きづらく感じるのです。
チルトプレートは、緩やかな傾斜がついているため、教科書が背中側に倒れやすくなっています。
そのため、重心が背中側にきて歩きやすい状態をつくることができるのです。

チルトプレートは、切ってサイズを調整できるため、ブランドを選ばず使うことができます。

さいごに

ママは少しでも楽にランドセルを背負ってほしいと思い、あれもこれも付属品を揃えたくなります。
しかし、小学校は意外と持ち物にきまりがあるのです。
無駄な出費をしないためにも、付属品は確認してから買うようにしましょう。