ルミナリエの混雑予想は？ポイントは点灯と消灯時間　人混み回避術も

神戸ルミナリエは1995年に始まったイルミネーションです。

1995年1月17日早朝に起こった阪神淡路大震災で亡くなった命を鎮魂、供養するとともに復興への決意を新たにする目的で始まりました。

神戸市の中心である「旧外国人居留地」と「東遊園地」で行われます。
イタリアのバロック時代の建築をイメージした木製のアーチと電飾で作られたイルミネーションです。

このルミナリエは毎年大変人気があり、見に行くのも一苦労ですが、一度その灯りを見るとその暖かい優しさを感じるイルミネーションのすばらしさに息をのんでしまいます。
ルミナリエへは元町駅から東遊園地まで一方通行になっており、行列になって歩いてみると言った感じになりますので人であふれています。

今回はその神戸ルミナリエの混雑具合と、混雑する時間を避けるには何時頃がベストなのか、また混雑を回避して見る穴場スポットについてご紹介します。

神戸ルミナリエの開催期間中の混雑予想は？

2015年の神戸ルミナリエ開催期間は12月4日（金）から12月13日（日）です。

初日の4日は点灯式などがあり混雑しやすいですが、平日と言うこともあり大混雑とまではいかないでしょう。

休日である5日（土）6日（日）は大変混雑します。

7日（月）と8日（火）は空いているでしょう。

9日（水）は会社がお休みのところや、ノー残業デーなどもあって混雑しやすいです。

10日（木）はまた空き、11日（金）かなり混雑する予想です。

12日（土）は、開催期間の中で最も混雑するでしょう。

最終日の13日（日）も消灯式などがあって混雑具合は激しいかと思われます。

あくまでも予想なので、時間に余裕をもって行動してくださいね。

ルミナリエの混雑する時間を避けるには？

ルミナリエは点灯直後と点灯してから1～2時間頃が一番混みます。

金曜日や土曜日は22時まで点灯しているので、早めに食事を済ませ20時過ぎに元町駅の大丸前に行くのがおすすめです。

また、消灯時間まで1時間を切った頃に行くのもおすすめです。
元町駅から東遊園地まで行列に並んで歩くと1時間から2時間かかり、混雑時は下手すると3時間近くかかってしまうこともあります。
ですが、終了時間間際になると途端に人の数は減り、30分程度で通り抜けることができるのです。

もちろん、あまりのんびりしているとメイン会場に着く前に途中で消灯時間になってしまうこともありますので注意しましょう。

神戸ルミナリエの混雑を回避するには？

ルミナリエを見る一般的な方法は元町駅から東遊園地までの一方通行を歩くことですが、その他からも見ることができます。

穴場、と言っても最近はかなり浸透してきているので有名かもしれませんが、東遊園地北隣にある神戸市役所の24階にある展望ロビーは、上からルミナリエを見ることができるのでおすすめです。

かなりの人混みになりますが、大型エレベーターはフル稼働しているので人の回転は比較的早いです。
期間中は22時まで開放されており無料なので一見の価値はあると思います。

もうひとつ、ルミナリエを見る穴場があります。
それは東遊園地入り口の横にある高台です。
大抵の人は元町からスタートして東遊園地に向かって時間をかけて見に来ますが、点灯時間前にゴールである東遊園地に来てしまうパターンです。

おすすめは点灯時間の1時間前までに東遊園地に行くことです。

まだそれほど人も多くないので点灯するところからゆっくり見ることができます。
東遊園地を見たからほかの所も、と言ったようにルートの逆走は絶対にいけませんので、一方通行は守って逆に歩いて行かないようにして下さい。

まとめ

悲しみを乗り越えて復興していった神戸の人たちを勇気づけてくれるような暖かい灯りのルミナリエ。
存続の危機もありましたが、その存在意義から毎年行われています。
復興と言うテーマから、入場料などは取らず無料で見る事ができますが資金的に苦しいこともあるそうです。
阪神淡路大震災の悲しみを忘れないためにも、また復興していった方々の勇気を称えるためにも、ルミナリエは続いていってほしいものです。

会場に行くと公式に募金活動を行っています。
また、ルミナリエ関連のグッズも販売されており、神戸復興の資金に役立っているそうです。
素晴らしいイルミネーションに心動かされたら、神戸復興の灯りを絶やさぬようこうした形で参加してみてはいかがでしょうか。