子供の手足口病の発疹のかゆみはいつまで続く？対処法は？市販のかゆみ止めでおすすめは？

手足口病の発疹は、この病気の症状の中でもいちばん長期に渡ってみられる症状です。
症状の出かたには個人差がありますが、中にはかゆがって子供がぐずったり、眠れなかったりするケースもあります。
発疹はかいてしまうと悪化しやすく治癒を妨げるので、すぐにでもなんとかしてあげたいですよね。

そこで、発疹のかゆみが続く期間や、どんな対処ができるかなどをまとめました。

手足口病の発疹のかゆみはいつまで続く？

手足口病の発疹のかゆみは、発症から3～4日程度で落ち着くのが一般的です。
発疹は3～4日ほどで数が増えるピークを迎えます。
この発疹が増えるピーク時期にかゆみも同じくピークとなり、いちばんかゆみを感じやすい時期です。
その後、発疹は増えなくなり乾いていきます。
それと同時に、かゆみも治まってくることが多いでしょう。　

しかし、手足口病は症状の出かたに個人差がある病気です。
中には例外もあるので、心配な場合は小児科を受診するようにしましょう。
　　　　

発疹のかゆみの対処法は？

手足口病の発疹のかゆみは、ひどい場合だと夜もぐっすり眠れないほど強くなります。
特に寝ているときは体が温まりやすく、かゆみも増幅しやすいです。
かゆみが強いために子供の機嫌が悪くなったときは、いくつかの対処法をためしてみましょう。

患部を冷やす

かゆみのある発疹の部分を冷やすことで、かゆみを軽減させることができます。

冷やす方法はこのようにいくつかありますが、個人的には冷やしタオルがおすすめです。
ハンカチやタオルなどを水で濡らして絞り、冷蔵庫に入れて冷やしましょう。
この冷やしタオルを何枚かストックしておけば、交換も楽です。
夏場はすぐにタオルもぬるくなってしまうので、予備をたくさん用意しておくとスムーズです。

冷えピタも手軽に患部を冷やせる上、貼り付けられるので便利ですよね。
しかし冷えピタは、傷や発疹などがある場合、その上から貼らないようにという注意事項が記載されています。
手足口病の対処として使用したという例もあるのですが、使う場合は自己責任となるので注意が必要です。

かゆみ止めの薬を使う

どうしてもかゆみがひどければ、市販のものを使って対処してもよいでしょう。
その場合、ステロイドの含まれていないかゆみ止めを使うようにします。
ステロイドを発疹に塗ると、ウイルスの餌になって繁殖させてしまう恐れがあるので、絶対に自己判断でしようしてはいけません。

いちばん確実な対処法は、病院で手足口病と診断されたときに、かゆみ止めを処方してもらうことです。
今手元に処方されたかゆみ止めがない場合は、ステロイドの含まれないかゆみ止めを使ってあげましょう。

手足口病の発疹に使える市販のかゆみ止めは？

〈ムヒＳ・ムヒソフト〉

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軟膏タイプのムヒＳにはステロイドが入っていません。
同じムヒでも、液体ムヒの方にはステロイドが入っているので注意しましょう。
ジフェンヒドラミンというかゆみ止め成分や、その他炎症を抑える成分が配合されています。
メントール成分が入っているので、その分清涼感が合ってかゆみを軽減させる効果も期待できます。

〈ムヒソフト〉

ムヒソフトGX　100g 価格：825円（税込、送料別) (2018/2/20時点)

ムヒソフトも、ステロイドが含まれないかゆみ止めです。
メントール成分が入っていないので、顔周りなどに湿疹が出たときや、痛みを訴えるときなどにも使いやすいでしょう。

〈新ウナコーワクール〉

【第2類医薬品】興和新薬　新ウナコーワクール　60mL 価格：680円（税込、送料別) (2018/2/20時点)

こちらも虫刺され薬としておなじみのかゆみ止め薬です。
非ステロロイドでご家庭に常備してあることも多く、手足口病のかゆみ止めにも使えます。
クールなメントール成分が、ほてった発疹部分やそのかゆみに効果的です。

さいごに

いかがでしたでしょうか？
手足口病のお子さんのかゆみの解決策が見つかったでしょうか。
完全にかゆみを消してあげることはできませんが、優しくケアをしながら声をかけてあげるだけでも、だいぶ嫌な感覚やストレスが軽減されると思います。
3日前後は保護者の方も看病が大変だと思いますが、頑張って乗り切りましょう！