子供が高熱 元気な時解熱剤はどうする?必要?使うタイミングはいつ?
2016/08/05
子供が高熱をだすとママは驚きますよね。
病院に行って解熱剤をもらってきたけど、使うべきか悩みますよね。
高熱だけど元気もあって食欲も水分もとれてるけど…
解熱剤はあまり使わないほうがいいって聞いた事があるけど…
解熱剤の使い方にはちょっとした知識が必要なんです。
今回は、ママなら誰もが悩む解熱剤を使うタイミングについてお話しします。
子供が高熱だけど元気がある時の解熱剤はどうする?
子供は高熱があっても元気なときがあるよね。
元気に水分や睡眠がとれているときは解熱剤を使う必要はないんです。
解熱剤を使うときは、水分も睡眠もとれないくらいつらそうな時だけ。
たとえ40度の熱があっても、水分と食事をとっておしっこが出ていれば解熱剤は使わなくて大丈夫!
水分はスポーツ飲料を飲ませると塩分と糖分が一緒に摂れていいですよ。
赤ちゃんの場合は、母乳かミルクで水分をとってあげてくださいね。
解熱剤を使う必要がなくても、熱は下げてあげたほうがいいですよね。
解熱剤を使わない時の熱を下げる方法は、とにかく大きな血管が通っている個所を冷やすこと!
よく冷却シートをおでこに貼っている人がいるけど、あれは熱を下げる効果は低いんですよ。
冷やすときに一番便利なものが、保冷剤。
洋菓子店でもらえる保冷剤を小さなハンカチに包んでわきの下と耳の下を冷やしてあげましょう。
内ももの付け根にも太い血管があるから冷やすといいでしょう。
濡らしたタオルで全身を拭いてあげることも効果的なんです。
気化熱で体温を下げてくれる効果があるんですよ。
熱が出ると、布団をたくさんかけてしまうママがいるけど、厚着は熱をこもらせてしまうからやめましょう。
熱が上がりきったら薄着にさせて熱を放出させてあげてくださいね。
子供に解熱剤は必要ないの?
子供が高熱をだした時に、すぐに解熱剤を使わないほうがいいんですよ。
とくにインフルエンザやその可能性がある場合は、解熱剤を使うことは危険なことがあるんです。
解熱剤には種類があって、小児科でよく処方される解熱剤はアセトアミノフェン。
アセトアミノフェンは、インフルエンザでも比較的安心して使える解熱剤といわれていますよね。
そもそも解熱剤は病気を治療する薬ではなくて、一時的に熱を下げる薬なんです。
解熱剤を使う意味は、薬の作用で熱が下がったときに少しでも食事をとらせたり、眠って体力を回復させるためなの。
解熱剤は一定時間しか効かないから、再び熱は上がり始め、熱が上がるときは、子供は寒気を感じますよね。
この体温の急激な変化が子供の体力を奪ってしまうし、一時的でも体温が下がったことによって体内の病原菌は活発になってしまうんですよ。
だから解熱剤を頻繁に使ってしまうと、体力は落ちて病原菌は元気になるから完治までに時間がかかることになるんです。
解熱剤は、使い方によって体力を蓄えることにもなるし、奪うことにもなるものなんですよ。
子供が高熱時に解熱剤を使うタイミングは?
子供が高熱をだして食欲もなくぐったりしている時は、解熱剤を使ってあげましょう。
使うタイミングは熱が上がりきったときです。
熱が上がっている途中に解熱剤を使っても効果が発揮できないの。
熱が上がりきったかどうかは、子供が暑がっているかどうかで判断するといいですよ。
熱が上がっている段階は、子供が寒がっているはずなんです。
布団にくるまってガタガタ震えているときはまだ解熱剤の出番じゃないの。
しばらく待っていると、布団を蹴って暑がり始めるはず。
顔を赤くして「暑い」と言い出した時が解熱剤を使うタイミングですよ。
ただ、インフルエンザのときはママの判断で解熱剤を使うことはやめて、病院で処方された解熱剤を指示通りに使うようにしてくださいね。
さいごに
子供の高熱は突然やってきますよね。
普段から冷凍庫に保冷剤とスポーツ飲料をストックしておくと安心ですね。
子供の発熱はほとんどが問題なく治りますが、痙攣を伴う場合や意識が混濁している場合は救急で受診するようにしましょう。
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