幼稚園の満3歳児クラスの入園時期に迷われている親御さんへ
2018/07/25
近年、幼稚園では年少より人学年小さな子を対象とした、満3歳児クラスを設けているところが増えています。
地方で入園児が少ない場合には、2歳児クラスの保育を実施している園も。
1号認定の入園でありながら早い段階で保育をしてくれるので、働いているお母さんや、自分の時間を増やして育児にゆとりを持ちたいという方に注目されていますね。
今回は満3歳児クラスに2児を預けていた経験を元に、お話していきますね。
満3歳児に年度の後半からの入園
わが家の息子は2人とも、11月から満3歳児クラスに正式入園しました。
特に11月にこだわったわけではありません。
上の子の場合、引っ越し先のアパートの目と鼻の先に幼稚園があり、園庭開放に行った際園長先生に「満3歳児クラス」のお話を聞きました。
とても楽しそうだったことと、満3歳児クラスの空きがラスト1名であることを聞いて、思い切って入園させることに決めたのです。
下の息子の場合は私が仕事を再開したかったため、誕生月を待って11月に入園。
どちらも秋、年度の後半からでしたが、約5ヵ月程度は満3歳クラスで活動したことになります。
年度の後半から入園する子は意外に多い
満3歳児の入園時期については、その学年によってばらつきがあります。
上の子のときは、11月入園のわが子がいちばん最後に入園しました。
一方、下の子の同級生では、年度の後半から入園する子の方が圧倒的に多かったので、私自身も驚きました。
1学期までは2名、2学期の初めに3名、2学期後半に3名、3学期前半に3名という感じで徐々に園児が増えていました。
ただし、ほとんどの子が上の学年に長子のいる第2子や第3子。
第1子が多い学年だと、満3歳児クラスの入園数自体も少なくなり、さらに年度の後半から入園する子も減る傾向にあるのではないでしょうか。
3学期から入園するのはおすすめしません
年少より1カ月でも2ヵ月でも早く幼稚園に入れればよいかというと、それはNOです。
なぜなら、せっかく慣れた満3歳児クラスがすぐに終了し、年少のクラスにまた一から適応しなければならないため。
先生や友達もガラッと変わることが多いので、満3歳児入園児よりも、進級したときに大きな戸惑いを感じる子も少なくありません。
ですから、あまりにも満3歳児での生活が短いようであれば、割り切って年少まで入園を待った方がいいのではないでしょうか。
個人的には、秋ごろまでに入園するのがベストかと。
冬場になると、風邪や感染症(嘔吐下痢・インフルエンザなど)が一気に蔓延し始め、登園できる日数も少なくなりがちです。
冬場~3学期以降の入園になりそうな場合は、自宅保育を選択したほうが親子ともども安心だと思います。
ただし、進級はこれから毎年訪れることですし、長くても2~3ヵ月で新しいクラスにはなれるでしょう。
適応能力の高い子供なら、すんなり年少クラスにも馴染めるでしょうが、人見知りで友達や先生とコミュニケーションが苦手な子供は、苦戦するかと思います。
私の話は一個人の意見ですので、自分の子供の性格、生活環境に応じて決めていただければよいと思います。
さいごに
満3歳児クラスへ入れることは、個人的にとても良いことだと思っています。
三つ子の魂百まで、ということわざがありますよね。
子供は3歳までしっかり家庭で見てあげれば、それ以降は幼稚園や保育園に預けて、それぞれの時間を持つことも悪くありません。
3歳になるのを見届けたら、そこから親子ともに新しい生活を楽しんでいくのもよい選択ではないでしょうか。
入園時期についてはそれぞれの性格や環境によるところも大きいので、親御さんがじっくり考えてみて欲しいと思います。
関連記事
-
-
梅雨時期のお弁当の注意点と食材 工夫やアイテムで食中毒を防ごう!
毎日、幼稚園のお弁当作りを頑張っている方も多いですよね。 キャラ弁の本などもたく …
-
-
赤ちゃんの中耳炎のサインと症状は?見分け方は?
中耳炎は赤ちゃんが発症しやすい病気の一つです。 放っておくと、再発しやすくなった …
-
-
上履きのゴムの部分の名前を消す方法は?上手に消せない時の方法も!
成長期の子供の上履き、サイズアウトが早くすぐに履けなくなることも多いですよね。 …
-
-
関東のとしまえんやサマーランド、東武動物公園、西武遊園地は水遊びパンツで遊べる?プールデビューおすすめは水上公園
夏休み子供たちと何をして楽しもうかと考えている人もたくさんいるのではないでしょう …
-
-
アタマジラミ駆除はシャンプーよりくしがいい!?楽天でオススメは?消毒法も
アタマジラミは昔も今もやっかいなものですよね。 最近は駆除するグッズや薬剤も便利 …
-
-
子供にレーズンはいつから?洋酒漬を幼児ににあげるのは?
パンが好きな子どもはとても多いようです。 最初は食パンの白い部分から食べさせます …
-
-
天井の飾り付けの方法は?コツや壁を傷つけないで飾りを長持ちさせる方法も!
ハロウィンやクリスマスなど、自宅でホームパーティをする機会が増える時期ですね。 …
-
-
赤ちゃん冬なのにあせも!対策と出来てしまった時のケア方法は?
あせもは夏だけのものだと思っていませんか? 最近では冬にもあせもができる赤ちゃん …
-
-
わさびは何歳から食べていいの?わさび入りのお菓子は?
離乳食が始まると、子どもにはたくさんの味に慣れてほしいと 思いますね。 甘い味や …
-
-
縄跳びは回し方がポイント!コツは?上手く回せない原因や持ち方は?
幼稚園児や小学校低学年児の縄跳びをしている姿は、とてもかわいらしいですね。 ただ …