牛乳で貧血!?子供の飲みすぎは注意!牛乳貧血の対策は?
牛乳といえば、多くの人が小さい時から体に良いからと飲むように言われて育ったのではないでしょうか。
小さな頃から牛乳は体に良いと信じてきた人がほとんどだと思います。
カルシウムが豊富で栄養満点と言われる牛乳ですが、最近では牛乳の飲みすぎは貧血を引き起こすという話を良く聞く様になりました。
それはどういうことなのでしょうか。
牛乳の栄養素と貧血
牛乳に含まれている栄養素といえば、やはりカルシウムです。
子供の成長にも欠かせませんし、骨を強くするので骨粗しょう症の予防にも繋がります。
また、あまり知られていませんがビタミンも豊富に含まれていて、とても栄養バランスが良いんです。
次に貧血についてですが、貧血の原因は鉄分不足です。
赤血球を作るのには鉄分とタンパク質が必要となります。
鉄分が不足すると赤血球が作られなくなり、酸素の運搬がスムーズにいかなくなってしまい、体の中が酸欠になってしまうのです。
その酸欠状態が貧血なんです。
なぜ牛乳を飲みすぎると貧血がおこるのか
牛乳の栄養素についてと貧血について理解できたでしょうか。
しかし、どういった繋がりがあるのかいまいちわからないという方もいますよね。
栄養満点の牛乳を飲んで貧血になるなんて、信じられないと思う方もいるでしょう。
栄養がバランスよく摂取できるのですが、実は鉄分はあまり含まれていないのです。
0.1mg/dlしか含まれていませんし、吸収率もあまりよくありません。
その上、吸収を妨げてしまうので、効率よく鉄分を摂取できなくなってしまうのです。
特に気を付けたいのは幼児期です。
体に良いから、大きくなるようにと飲ませている方もいると思いますが、飲ませすぎには注意が必要です。
牛乳でお腹いっぱいになって食事からの鉄分の摂取量が減ってしまうと貧血を引き起こす原因になってしまいます。
牛乳貧血を起こさないための対策
牛乳が大好きという子もいると思いますが、あまり大量に飲ませる事のないようにしましょう。
最近では鉄分が多く含まれている製品もありますので、そういった物を飲むようにした方がよいですね。
また、ビタミンCは鉄分の吸収を良くするので鉄分を多く含む食品とビタミンCを組み合わせるのも効果的です。
まとめ
体に良いと信じてきた牛乳に貧血を引き起こす要素があるとは驚きですね。
しかし、どんなに体に良いと言われているものでもたくさん摂取するのはやはりよくありません。
バランスよく色々な物を食べるのが、健康の秘訣と言えるのではないでしょうか。
関連記事
-
-
経口補水液を赤ちゃんにあげる時の作り方と飲ませ方は?飲まない時は?
赤ちゃんは、大人よりも簡単に脱水になってしまいます。 そして、大人よりも脱水にな …
-
-
赤ちゃんにあげる麦茶 大人用はいつから?薄める?嫌がる時のあげ方は?
赤ちゃんの月齢が上がって来ると母乳やミルクだけではなく、白湯や麦茶などのお茶を飲 …
-
-
オキシクリーンで洗濯 すすぎは何回必要?すすぎ一回の洗剤の時は?
オキシクリーンは洗濯用洗剤と組み合わせることで、思いもよらない効果を発揮してくれ …
-
-
赤ちゃんの唇にできた吸いだこは治る?予防方法は?白いのはなぜ?
産まれたばかりの赤ちゃんの唇には、吸いだこができることがあります。 これは赤ちゃ …
-
-
おむつのテープからパンツの切り替えの時期は? 使い分けのポイントと失敗談も!
生まれてから毎日あるオムツ替え。 赤ちゃんの成長と共に、オムツの悩みも出てきます …
-
-
子供が毛深い悩み解決法!?処理はすべき?脱毛は早い?
ママがお化粧をしていると、女の子は興味深そうに鏡をのぞき込んできますよね。 最近 …
-
-
縄跳びの後ろとびの教え方は?後ろ回しのコツや注意点は?
縄跳びの跳び方の中でも、子供がつまづきやすい「後ろとび」。 間違ったフォームや、 …
-
-
ハロウィンはなぜ仮装するの?子供と一緒の楽しみ方は?パレードを見に行こう!
ここ数年で日本でもハロウィンが盛り上がりをみせていますね。 仮装をしたりお菓子を …
-
-
アタマジラミの成虫の駆除方法は?シャンプーでおすすめのアレは子供の頭にも使える?
夏に流行ると思われているアタマジラミですが、実は最近は冬も流行しています。 頭ジ …
-
-
唇の乾燥対策で赤ちゃんはどうする?切れてしまった時は?
赤ちゃんの肌はとてもデリケート。 特に唇の皮膚は他の皮膚に比べて薄いので、乾燥や …

