満3歳で幼稚園に入れるメリットは?デメリットも!
3歳で幼稚園に入れることも、現代では珍しくなくなりつつあります。
年少まであと1年だけど、仕事をしたい、兄弟を複数育てている、自分の時間が欲しい、など様々な理由で、3歳からのクラスへの入園を検討されていることと思います。
今回は、3歳で幼稚園に入れることのメリットとデメリットについて、総合的にお話してみようと思いますので、ご参考ください。
満3歳で幼稚園に入れるメリットは?
私はわが子を3歳児クラスに入れている立場なので、メリットはたくさん上げることができます。
1. 集団生活への準備
やはり、集団生活への適応は3歳で身に付けた方が後々楽です。
年少に入ったときにはすでに幼稚園のことをある程度分かっているので、集団の中に入ることや、親御さんと離れること自体に戸惑いは少ないでしょう。
トイレの使い方、手の洗い方、給食の食べ方、など家で指導していることでも、幼稚園で習ってきたことの方が、上手にできることも多いです。
先生という他人に教えられたことの方が、すんなり身になるという傾向もあります。
2. 生活を正すことができる
3歳で毎日幼稚園に通うことで、生活のリズムはとても規則正しくなります。
朝早く起きることや身支度、お風呂や就寝の時間なども、幼稚園の時間に合わせて流れていくようになりますね。
自然と時間を決めてということができるようになります。
また、親御さんが家事や下の子の面倒をみているとき、仕事や作業をしているとき、ダラダラとテレビや動画を見せ続けてしまうなどという悩みからも解放されます。
3. 食事の悩みが解消されやすい
幼稚園に通うと、昼食は給食やお弁当になります。
普段家では出さないものや、出しても絶対に食べないものも、給食やお弁当だと頑張って食べてくるもの。
時間はかかっているかもしれませんが、親がすすめても嫌がるものも、先生に促されると食べてくることが多いのです。
最初は嫌々食べるとしても、思っていたより美味しいことが分かったり、食べられたという自信が付いたりして、子供自身の食事への意識が変化します。
満3歳で幼稚園に入れることで考えられるデメリット
1. クラスに慣れたころに進級となってしまう
3歳児としての入園が春や夏ごろであればそれ程問題ありません。
しかし、秋~冬ごろ入園の場合、進級時に戸惑いを感じてしまうのは確かだと思ってください。
せっかくクラスに慣れてきて、楽しくなってきたタイミングと、進級のタイミングが重なります。
年少と一緒のクラスで活動する園の場合、年少を2回経験することになります。
そのため、周りの友達が一つ上に上がってしまい、ガラッと変わってしまうという点が心配ですね。
わが子は11月から満3歳児クラスへの入園でしたが、進級したばかりのころは緊張を隠せない様子で、朝は登園を渋ることもよくありました。
2. 親子の時間が減ってしまう
当然ですが、年少まで自宅保育している子供よりも、親御さんと一緒に過ごす時間は少なくなります。
それを親御さん自身がさみしい、不安だと感じる場合、3歳児入園はおすすめしません。
満3歳児のシステムとは?
満3歳児での入園は、正式入園となります。
満3歳児クラスを個別に設けている園と、年少組に混ざって保育を行う園との2パターンがあります。
年少への手続きはまた別に行うことが多いでしょう。
例えば用品の購入や、説明会への出席などは、年少で入園する過程と同じように行うことが多いです。
ただし、園によっても方針が違いますので、そこは各園に直接確認しましょう。
入園式は、年少に上がるタイミングで行うことが一般的です。
さいごに
3歳児入園の大まかな概要が、お分かりいただけたでしょうか?
メリットもありますが、もちろん不安要素となるデメリットもあります。
子供の性格や、家庭の環境などを考慮して、じっくり検討されてみてくださいね。
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