あせもとじんましんの違いは?原因は?治療方法は違うの?
夏になると子供の肌トラブルで悩むことが多くなりますね。
とくに子供に多い肌トラブルといえば、あせもと蕁麻疹ではないでしょうか。
今回は、あせもとじんましんの違いや対処方法について詳しく解説していきます。
あせもとじんましんの違いは?見た目でわかる?
あせもとじんましんの違いは、見た目でわかることが多いんです。
あせもは、汗をかきやすい場所に赤か白いブツブツになっていることが多いのが特徴です。
じんましんは、あせもよりも出てくる範囲が広くて、盛り上がりがあることが大きな特徴なんです。
それに、形も全く違うんです。
◯あせも・・・一つ一つが点状にでている
◯じんましん・・・大きさも様々で一粒状のものから地図みたいな形のもの まで色々ある
また症状の治りかたも
◯あせも・・・どんなに短くても治るまでは数日かかる
◯じんましん・・・数時間で消えてしまうことが多い
などの違いがあるんです。
特にじんましんは、「肌に何か出てきた!」と驚いて病院に行ったら、病院についたときには消えていたという話もよくあることですよね。
肌のトラブルは時間がたつにつれて変化が激しいことが多いから、子供の肌に異変を感じたらスマホやデジカメで写真を撮っておくことをオススメします!
あせもの原因と治療法は?
あせもの原因は、汗を出す汗腺の出口が詰まることによって炎症が起きることなんです。
だから、汗腺が詰まらないように常に汗を拭いて清潔にしておくことがあせもの予防になるんです。
あせもの治療方法は、患部を清潔にしておくことです。
皮膚表面にできた軽いあせもなら、清潔にして乾燥させるように気をつければ数日でよくなってきますよ。
でも、赤みを帯びてかゆみもあるようなら市販の塗り薬を使ってみるといいですね。
赤ちゃんから使える塗り薬もあるから、お風呂上がりの清潔な肌に塗ってあげましょう。
ただ、あせもが広がってきたりぐちゅぐちゅして分泌液が出てくるようであれば、皮膚科か小児科を受診するようにしてくださいね。
グチュグチュしてきたら、あせもの傷口からばい菌が入ってとびひになってしまう可能性があるんです。
とびひになってしまうと、みるみるうちに広がって完治するまで時間がかかるし、子供もかゆみが強くなって辛い思いをするので、すぐ連れて行きましょう。
あせもやとびひが全身に広がってしまったら、塗り薬以外に飲み薬を処方されたりします。
我が子は虫刺されからとびひになってしまったんですが、塗り薬と飲み薬と両方処方され、すぐに治りました。
あせもの治療で一番大切なことは、清潔にすることと場合によってはステロイドや飲み薬を処方してもらってひどくならないうちに治すことなんです。
エアコンを上手に使って、室温をコントロールしてあげることも早く治すコツですね。
じんましんの原因と治療方法は?
じんましんの原因は、あせもほど単純じゃないんですよ。
もしも何かを食べた後に全身にじんましんがでてきたら食物アレルギーの可能性が考えられます。
じんましんの症状だけでなくて、吐いたり呼吸が苦しそうになったら救急車の要請も考えておきましょう。
全身にじんましんが出てきた場合は、体内に入ったものにアレルギーを起こしていることが考えられます。
全身にじんましんがでていて、呼吸が苦しそうになったら気管や体内にもじんましんによる浮腫が出ていると考えられるから、とにかく早い処置が必要になります。
じんましんが部分的に出ていてときは、なにかに接触したことが原因であることが多いんです。
例えば、下着のゴムに反応してじんましんが出た場合はゴムに沿って線状に広がっているはずです。
じんましんの原因は、疲れや精神的なストレスが原因であることもあって特定はとても難しかったりします。
我が子も原因不明の蕁麻疹が出たことがあります。
案の定、病院に着いた時にはうっすらわかるぐらいだったのですが、出た時の症状からじんましんだと言われました。
また出るといけないということで飲み薬を処方されました。
食物アレルギーが原因のじんましんの場合は、日頃から、ママが子供の様子をよく観察していて「特定の物を食べた時にじんましんが出る」と気が付くことが重要になってきます。
特定された食物の除去やアレルギー検査をして、今後の治療方法を考えていくことになるんですよ。
さいごに
子供の肌トラブルは、体外からの刺激だけでなく体内からの刺激が原因であることもあるのですね。
日頃からママが子供の肌の調子を観察して、変化に早く気が付くことが有効な治療をみつける近道なのかもしれないですね。
関連記事
-
-
赤ちゃんのほっぺが赤い カサカサの原因は?肌の乾燥の保湿方法とおすすめケア製品は?
生後間もない赤ちゃんは、ほっぺが赤くなってしまって困るなんてことありませんか? …
-
-
唇の荒れの原因や対策で子供は?おすすめケア方法はコレ!
乾燥する季節は子供の唇が荒れてしまいます。 カサカサする程度ならば市販のリップク …
-
-
アイロン接着名前シールがすぐ剥がれる!貼り方のコツは?製品の違いは関係あるの?
100円ショップや手芸店などで売っている、アイロン接着タイプの名前シールってすぐ …
-
-
赤ちゃんのあせもが治らない!何日で治るもの?受診の目安は?
赤ちゃんの体は小さいですが、汗腺の数は大人とほぼ同じなのです。 そのため、赤ちゃ …
-
-
電子ピアノを買いに行ったのにピアノを買ってしまった理由
ピアノは子供の習い事の中でも人気のある習い事ですね。 でも、上達を望むならば自宅 …
-
-
幼稚園の水筒のサイズで年中は?大きな水筒を扱うコツは?
幼稚園は子どもも急激に成長する時期なので、水筒選びで悩みますよね。 とくに数百m …
-
-
ピアノの鍵盤蓋に指が挟まれないようにする防止法は?メリットとデメリットも!
ピアノの鍵盤蓋は意外と重量があるものです。 小さな子供の指の上に鍵盤蓋が落ちてし …
-
-
血液型は調べるべき?子供のを調べるタイミングは?知らないと困るの?
みなさんは、自分の子供の正しい血液型を知っていますか? 出産したときに病院で検査 …
-
-
2歳 そろそろ三輪車?それともストライダー?子供のバランス感覚を養う乗り物の選び方
生まれてからハイハイしてトコトコ歩き出して・・・と子供の成長は早いものですね。 …
-
-
米麹の甘酒なら赤ちゃんでも飲める?甘いのはなぜ?市販と手作りの違いは?
最近の健康ブームで甘酒に注目が集まっています。 大人にいいものなら赤ちゃんにもい …