子供の目薬に大人用は使ってもいい?子供用との違いは?大人用目薬の注意点!
2018/09/06
子供が目を擦ってる…!
そうだ、目薬があったはず!
と、思って見つけた目薬。
ちょっと待ってください!それってこども用じゃないですよね?
実は、目薬にもちゃんと大人用と子供用があるんです。
結構知らない人が多いこの情報。
でも、必ずしも使ってはいけない、ということはありません。
今回は、大人用と子供用の目薬の違いや大人用のものを使う時の注意点についてご紹介します。
子供の目薬に大人用は使っても大丈夫?
駄目、ということはありません。
薬局にも並んでいる子供用目薬ですが、実は目薬に大人も子供も関係はありません。
むしろ、眼科で処方される目薬は大人も子供も同じものなんです。
基本的には、大人用の目薬を1歳以上の幼児に使用しても問題はありませんが、大人用の目薬には清涼感が強いタイプのものや、とても刺激の強いタイプの製品も多いですよね。
そういう強すぎるタイプのものは、小さい子供には使用を控えたほうが良いでしょう。
目薬で子供用と大人用の違いって?
じゃあなんで大人用と子供用のものが別で売っているのか、と疑問に思いますよね。
この2つの唯一の違いは、差し心地なのです。
大人用はクール成分などが含まれていたり、しみたりする成分が入っているものや、苦いものなどがあります。
子供用の目薬は、付けた時に刺激が無いように作られている…というだけの違いです。
なので、基本的に大人の目薬でも子供に使っても問題は無いんですね。
子供用目薬は、目にしみない優しい差し心地になっていますし、刺激が極力抑えられているので、特に小さな子供には子供用目薬を使用した方が安心でしょう。
また、大人でも「しみる目薬がちょっと苦手…!」とか、「目薬を差した後に喉の奥に感じる薬の味が嫌!」という人もいらっしゃるはず。
子供用目薬ならそういった不快感が殆ど無いので、目薬がちょっと苦手な大人の方は、一度試してみてはどうでしょうか?
大人用目薬を子供に使う時の注意点!
「大人用も子供用も違いが無いのなら、大人用を使っても大丈夫なんだ!」…ちょっと待ってください!
問題はありません、が注意点はあります!これらはちゃんと意識して気をつけてください。
刺激の少ない目薬を選ぶ
大人用の目薬は清涼感を強く作ってあるものが多く、成分に「メントール」の表記がある者は少しスースーします。
「クールタイプ」と表記されたものはNG!
目薬パッケージの表や裏に清涼感のレベルを表記している商品もあるので、よく見て購入しましょう。
先端が細い目薬を避ける
全ての目薬が先が丸くなっていますが、子供が目薬を嫌がって暴れてしまい、目に刺さってしまうことがあります。
先端が細い目薬も販売されていますが、出来るだけ尖っていないものがおすすめです。
なるべくならば使い捨ての目薬を使う
子供は目薬の容器が目に直接当たってしまうことが多いので、使い捨てのものがおすすめです。
関連記事
目薬を嫌がる子供に上手に差すコツについての記事はこちら⇒
子供の花粉症は何科を受診したらいいの?目の痒みがひどい時の対策についての記事はこちら⇒
さいごに
子供用目薬と大人用目薬の違いをご紹介しましたが、子供は涙の状態が大人よりも良いので目薬を多様するのはあまりおすすめできません。
むやみに目薬を使いすぎると、涙を流してしまい逆効果になることもあるんです。
なので、子供に目薬を使う時は、長期の使用は避けて時々使う応急処置程度にしておきましょう。
最終的な結論としては、大人用も子供用もこれといって違いは無いので使用しても問題はありません。
ですが、刺激が強すぎないかどうかは注意しましょう!
「メントール」が入っているものを避ける、「クールタイプ」のものは使用しない…ということですね。
家にあるものでいいや、と思っても、まずは大人が使用してから判断をするか、または薬局などに行ってちゃんと子供用のものを購入するか、が確実で安心な方法ですね。
刺激の少ないものや痛みの無いものだと、子供もそれほど嫌がらないかもしれませんよ♪
これからは目薬にも注意をして使ってみてくださいね。
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