上唇にできる白い水ぶくれは何?新生児にできる原因と対策は?
赤ちゃんの小さくて薄い唇に、大きな水ぶくれができているのに気付いたことはありませんか?
見た感じはちょっと痛そうだし、水ぶくれが破け皮がむけていることもありますよね。
新生児の唇にできるこの水ぶくれの正体はいったい何なのでしょうか!?
上唇の白いブツブツした水ぶくれのようなものは何?
赤ちゃんの唇にできる、水ぶくれの正体は吸いだこです。
母乳や哺乳瓶を一生懸命吸うことで、唇に摩擦が起こるのが原因です。
決して異常なことではなく、よくあることですので心配しすぎる必要はありません。
母乳をメインで飲んでいる子も、完全ミルクの子でも、混合の子でも変わらずにこの水ぶくれができるので、授乳方法を不安に感じたりする必要もありません。
赤ちゃん本人も痛みを感じることはほとんどなく、授乳ができなくなることもありませんので安心してください。
また水ぶくれができていても、母乳をちゃんと飲めていないとか、あげ方を心配することもありません。
一度治っても、また現れては破れ…と繰り返すこともありますが、授乳が落ち着けば治るので、焦らず見守っていきましょう。
新生児の白い水ぶくれの原因とは?
新生児は、一度にたくさんの母乳を飲めないのでこまめに欲しがりますよね。
1日に何度も飲むことで、摩擦する回数が多くなることが一番の原因です。
さらに、母乳の吸い方や哺乳瓶のくわえ方が未熟なので、唇に変に力を入れてしまうこともあります。
特に、深くくわえ過ぎている場合や、上唇を内側に巻き込んで吸ってしまうと水ぶくれの原因となりやすいです。
新生児のうちは唇の皮膚も薄く、摩擦の圧に弱いので余計に水ぶくれができやすいもの。
早い子だと、生後1週間くらいででき始めます。
くわえ方や顔の向きなどによって、摩擦がかかる圧や場所も変わるので、水ぶくれができる子とできない子がいます。
どちらかと言えば、できる子の方が多いという印象も受けるくらい、当たり前の現象です。
また、上唇にできる子、上下の唇にできる子と個人差があるのも特徴です。
徐々に母乳を飲む回数が減り、上手にくわえて吸えるようになってくれば、水ぶくれは治っていくでしょう。
水ぶくれができてしまったときの注意点は?
赤ちゃんの唇に水ぶくれができてしまっても、あえて何もしなくて大丈夫です。
痛そうに見えたり、見た目が悪くて気になっても、当の本人が嫌がったり気にする様子は特に見られないはずです。
治ってもまたすぐにできてしまうこともあるので、気にしないことが一番です。
水ぶくれが破けて皮がめくれて乾燥してきたときは、余分な皮をベビー用のハサミなどでカットしてあげましょう。
皮は無理にはがさず、必ず乾燥してから丁寧にカットするようにしましょう。
また、保湿することで摩擦を和らげます。
ベビー用のリップクリーム、もしくはワセリン、馬油などを少量つけて、摩擦の刺激をやわらげてあげるとよいでしょう。
おすすめのリップクリームとワセリンと馬油についての記事はこちら⇒
また、哺乳瓶をよく使用する場合は、乳首の形が合っていない可能性もあります。
赤ちゃんによって、好む哺乳瓶の形や硬さなどが微妙に違うので、いくつか試してみて一番合うものを選ぶようにしましょう。
ドイツのベビーブランドであるNUKの乳首は、日本のお母さんたちにも人気です。こちらは赤ちゃんの口の中に合わせて形が変わるのが特徴の哺乳瓶です。
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柔軟に形が変化する柔らかいタイプの哺乳瓶がオススメです。
ただし柔らかい乳首は、その分ミルクの量がたくさん出るのも特徴です。
飲む力の強い赤ちゃんは、むせたり咳込んだりしてしまうこともあるので、それぞれの飲む力に合わせるようにしましょう。
さいごに
以上、新生児の唇の水ぶくれについての原因と対策でした。
皮膚が白っぽく見えたり、皮がめくれたりすると、何かの皮膚炎かと心配してしまう人も多いようです。
しかし、体がまだまだ未熟な新生児には当然起こり得ることなので、とにかく心配しなくて大丈夫です。
赤ちゃんも、母乳やミルクを飲むのが早く上達するとよいですね。
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