唇の乾燥対策で赤ちゃんはどうする?切れてしまった時は?
赤ちゃんの肌はとてもデリケート。
特に唇の皮膚は他の皮膚に比べて薄いので、乾燥や肌荒れが目立つ場所です。
ここでは敏感な赤ちゃんの唇を、安心・安全にケアしてあげる対策法をご紹介していきます。
唇の乾燥対策で赤ちゃんは何をすればいいの?
赤ちゃんの唇の乾燥の原因別に、対策方法をご紹介します。
1. 空気の乾燥
一番の原因は、冬場の空気か乾燥して湿度が低下していることです。
エアコンやファンヒーターなどの暖房器具も、乾燥が進む原因となります。
湿度を40~50%に保ち、快適なお部屋の湿度をキープしましょう。
そのために必要な対策は…
・加湿器を炊く
・定期的な換気
・濡れたバスタオルをかける
・洗濯物を室内に干す
大人の感覚では分かりにくいので、湿度計などを使ってチェックするようにしましょう。
湿度40%以下に下がると、部屋の空気は乾燥状態となります。
風邪のウイルスなども繁殖しやすくなるので、注意が必要です。
2. 唾液による乾燥
唾液でいつも口の周りが濡れていることで、乾燥がひどくなります。
赤ちゃんは、自分のこぶしやおもちゃなど、様々なものをなめますよね。
唾液で油分を落としてしまうこと、また舌が触れることによる刺激で唇が荒れてしまうのです。
なめること自体は発達によい影響があるため、やめさせてはいけません。
気付いたらよだれをすぐに拭き取り、定期的に保湿剤を塗ってあげましょう。
3. 体質
生まれつき乾燥肌、敏感肌の赤ちゃんは、唇の乾燥にも弱く、肌荒れを起こしやすいです。
お父さんやお母さんの肌質が遺伝することも多く、アレルギー体質や敏感肌の人は赤ちゃんにも優しいケアを施してあげることが必要でしょう。
4. タオルや洋服などの摩擦
よだれを拭くときのタオルの摩擦や、洋服や寝具などに顔をこすりつけたりすることで摩擦が起こります。
これも唇の乾燥をひどくさせてしまう原因になります。
赤ちゃんの肌に触れるものは、なるべく低刺激で肌に優しい素材を選びましょう。
また、乾燥がひどいときは濡れたガーゼでよだれを拭いてあげます。
乾いた布でよだれを拭くと、摩擦によって悪化してしまうためです。
赤ちゃんの唇の保湿には以下のようなものがおすすめです。
・赤ちゃん用リップクリーム
・ワセリン
・馬油
・母乳
大人用のリップクリームは、香料や着色料などが含まれていることも多く、赤ちゃんには使用できません。
リップクリームは外出先でも使いやすいので、1本は赤ちゃん専用のものを持っていると安心でしょう。
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こちらは、スティックタイプなので手軽に保湿できるのがいいですね~。
ワセリンは非常に安心で保湿効果の高い軟膏です。
口に入れても問題ないですし、皮膚科で乾燥対策に処方されることも多く安心です。
唇だけでなく、顔や体と全身に使えますし、大人も一緒に使用できます。
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他のワセリンと違いサラッとしていて使いやすいですよ。
また、馬油も保湿力が高く、口に入っても安心なのでおすすめできます。
授乳するお母さんの乳首の保湿や保護にも使われるので、安全性も問題ありません。
ワンコインのお試しサイズなのがうれしいですね。
しかも送料無料です!
もし、今家に何も保湿するものがないという場合は、一時的に母乳を唇に塗って応急処置をしてあげましょう。
赤ちゃんの唇が乾燥して切れてしまったときは?
赤ちゃんの唇が切れると、出血してびっくりしてしまうかもしれませんが、焦らず対応しましょう。
まずはどのくらいの深さで切れているか観察してみます。
少しだけ切れていて、本人が痛がったり気にしたりする様子がなければ、保湿を続けて様子を見れば大丈夫です。
濡れたガーゼで血をこまめに拭き取り、ワセリンなどの保湿力の高いものを多めに塗るようにしましょう。
ただし、深く切れると出血が多くなり、本人が痛がってぐずったり、気になってなめたり触ったりという反応をみせることも。
ミルクや母乳を飲むときに痛がると、授乳が上手くできないというトラブルに発展するので、早めに病院で薬を処方してもらうとよいです。
その際は小児科、もしくは皮膚科を受診しましょう。
赤ちゃんの唇の乾燥対策にはちみつは厳禁!
赤ちゃんの唇に、はちみつは絶対にぬってはいけません。
はちみつは食品ですし、味もおいしいですよね。
殺菌効果や消炎作用などがあるため薬としても使用され、リップクリームにも配合されていることがあります。
しかし、過熱していない生のはちみつにはボツリヌス菌という強い毒素を持った菌がいる場合があります。
1歳以下の赤ちゃんは消化器官が未熟なため、すぐに消化できず体内でボツリヌス菌が増殖してしまう可能性があり、与えるのはとても危険です。
決して唇にはちみつを塗らないように注意してください。
さいごに
冬場は、赤ちゃんの唇や顔のお肌の乾燥が急激に進みます。
切れたり出血したりしないよう早めに保湿対策をはじめ、悪化を防ぐことも大事ですね。
正しいケアを施し、ぷるぷるなお肌を保ってあげましょう。
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