チョコレートを食べると虫歯になるって嘘?なりやすいおやつは?なりにくいのは?
2017/09/27
子どもがいろいろなものを食べられるようになると、虫歯が気になりますね。
とくに甘いチョコレートなどの「お菓子は虫歯になる」とよく聞きます。
今回は、子どもが大好きなお菓子と虫歯についてお話しします。
チョコレートを食べると虫歯になるのは嘘?
「チョコレートを食べると虫歯になる」という話しは嘘ではないかと言われ始めています。
確かに甘いチョコレートは、虫歯になりやすそうなイメージがあります。
しかし、最近の研究でチョコレートに含まれているカカオには虫歯を防ぐ効果があることがわかったのです。
チョコレートには、砂糖がたくさん使われています。
砂糖は、長時間歯についていると虫歯の原因になります。
つまり、チョコレートを食べることが虫歯になるのではなく、チョコレートに含まれていた砂糖が歯に付着し続けることが虫歯の原因だったのです。
「虫歯になるからチョコレートを食べさせない」というのではなく、チョコレートを食べたら歯磨きをしたり、糖分を含まないお茶を飲ませたりすることが大切です。
虫歯になりやすいおやつは?
虫歯になりやすいおやつは、歯に長時間触れているおやつです。
歯に糖分が付着し続けると虫歯になりやすくなるのです。
例えば、ガムやキャンディは砂糖は長時間にわたって口の中で溶けだします。
キャンディは飲み込むまで、唾液に糖分が流れ出るため「虫歯になりやすいおやつ」といえます。
同じ理由で、ガムや糖分が入ったジュースもよくありません。
夏になって暑くなると、お茶や水代わりに糖分が入ったジュースを飲み続ける子どもがいます。
そうなると、歯はずっと糖分にさらされてしまうのです。
飲み物は、糖分が入っていないものを選ぶようにしましょう。
また、小麦粉を使った焼菓子も歯の隙間に入り込みやすいため要注意です。
ドーナツやクッキーは、チョコレートが使われていることも多いため、食後の歯磨きは必要ですね。
虫歯になりにくいおやつは?
虫歯になりにくいおやつは、歯に触れている時間が短いおやつです。
例えば、ゼリーやアイスクリームは歯を使わずに飲み込んでしまうため、虫歯になりにくいおやつです。
ゼリーやプリンなら、家庭で手作りすることもできますね。
砂糖の量を少なめにして手作りすれば、より虫歯になりにくいおやつになります。
砂糖が多いと、どうしても虫歯の原因を作りやすくなってしまうものです。
市販のお菓子をおやつとして与えるときには、砂糖の量が少ない物を選ぶといいでしょう。
せんべいやおかきは、原料が米で砂糖もほとんど使われていません。
歯に詰まってしまうことはありますが、歯が砂糖にさらされることがないため、おすすめのおやつです。
ナッツ類は、砂糖が一切使われていません。
さらに、ミネラルが豊富に入っているため成長期の子どものおやつにはピッタリです。
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さいごに
子どもが虫歯になってしまうと、完治するまで意外と時間がかかります。
どんなおやつであっても、食後に歯磨きをする習慣を身につけさせることで、虫歯は防ぐことができます。
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